Team JAPAN統一ジャージ デザインが決定 〜UCIグランフォンド世界選2026ニセコに向けて〜

株式会社Clannote /ビオレーサージャパン内「Team JAPANジャージデザイン公募事務局」では、2026年に北海道・ニセコで開催される UCIグランフォンド世界選手権に向けて、Team JAPANが着用する統一ジャージのデザインを正式決定した。

本ジャージは、2025年4月〜5月にかけて全国のデザイナーを対象に公募を行い、多数の応募の中から、選手代表を含む選考委員会による審査を経て選出された。

ビオレーサー 「Team JAPAN」統一ジャージデザイン

 

■ 採用デザイナー

山口直樹(Naoki Yamaguchi)氏

 

■ 採用デザイン概要

本デザインは、日本の文化的象徴を現代のサイクルウェアに落とし込んだものであり、以下の構成を特徴とする。

・胸元:日の丸モチーフ
シンプルな赤丸を胸に配し、日本人としての誇りと一体感を象徴。世界の舞台で「JAPAN」であることを明確に示す意図が込められている。

・背面:法被を想起させるメッセージ配置
「Ride from Japan. Reach the World.」というキャッチフレーズを、まるで祭りの法被の背中のように円形に胆にレイアウト。一見すると日の丸にも見える構成とし、視覚的インパクトとストーリー性を両立させている。

・デザイン意匠:富士山/羊蹄山/日本画の雲/伝統模様
JAPANロゴの中には富士山や羊蹄山を象徴する形状を組み込み、さらにジャージ全体には浮世絵で見られる雲模様や金色のグラデーションを使用。デザイン全体を「日本画」に見立てた繊細で重層的な構成となっている。

・配色:紺=ジャパンブルー
ビブ部分は日本の海をイメージした濃紺。スポーティさと日本らしさを兼ね備えたカラースキーム。

 

■ 審査体制

審査委員会は、ニセコクラシック大会運営事務局、Team JAPAN選手代表の協力のもと構成。デザインの再現性、視認性、スポーツウェアとしての機能性、世界大会の理念との整合性などを重視して審査が行われた。

■今後の展開

本ジャージは、BIORACER(ビオレーサー)、DECOJA(デコジャ)、Pearl Izumi(パールイズミ)、Sunvolt(サンボルト)の4社により製品化され、2025年6月以降のUCIグランフォンドを中心に、多くの日本人選手が着用する統一デザインとして展開される予定。また、ファンの方も購入できるよう一般販売も計画しており、選手との一体感や応援の象徴として広く活用できる機会を創出していく。

■詳細・販売情報

大会公式ウェブサイトにて、発売情報含め今後随時発表予定。
https://nisekoclassic.com/