ブロンプトン、新世代「P Line」が登場 半世紀を経たマスターピースが、走行性能をアップデート!

目次

Presented by brompton

ブロンプトンの「P Line」がアップデート! 走行性能と軽量さと、パフォーマンス面で進化したその真髄を、ブロンプトンを使い倒すYouTuberけんたさんが実走レポートする。

 

Pライン

SPEC.

価格/50万500円(4速)、 53万9000円(12速)
※ラック付き/プラス1万5000円、※ラッカーカラー/プラス4万4000円
重量/9.75kg ~
素材/スチール、チタン、アルミニウム、カーボン
カラー/全9色展開
ハンドルバー/ロー、ミッド
マッドガード/付属

より詳細な情報はこちらから!

 

Pマーク

 

1975年、創業者アンドリュー・リッチが生み出した「ブロンプトン」は、「折り畳み自転車を作る」こと自体を目的としていたわけではない。「ロンドンという都市をいかに自由に移動できるか?」という問いへの答えとして開発されたものである。その思想はロンドンという一都市を超え、ブランドの根幹として現在まで一貫し受け継がれている。

現在、同社のラインナップは4つから構成される。クラシックなスタンダードの「C Line」、軽さを追求したフラッグシップの「T Line」、未舗装路にも対応する「G Line」、そして軽量性と走行性能を高めた“パフォーマンス”モデル「P Line」。このサイクリストの欲求に最も応えるP Lineが、新たな世代を迎えた。

「より軽く、より速く、より遠くへ」。P Lineは第一世代から旅や輪行との相性の高さで評価されてきたが、新型ではその性能がさらに引き上げられている。

基本フォルムは50年前と大きく変わらず、一見すると細部のアップデートに留まる。しかし、そのライドフィールは多くを語る。軽さによる扱いやすさに加え、踏み込んだ際の応答性や安定感が向上し、より積極的に走る楽しさを引き出すモデルへと進化した。

ブロンプトンが掲げる「Life Unfolded」は、自転車を広げることで日常が広がり、移動の自由が人生の可能性を拡張するという思想である。新しいPラインはそれを体現する存在であり、都市からその先へとフィールドを広げる一台である。より自由に、より遠くへ。半世紀を経てもなお、その普遍的価値はここに体現される。

 

完成された折り畳みシステム

1 フレーム部

シートクランプ下部のレバーを解放

車体後部を内側へ

シートクランプ下部のレバーを解放して車体後部を内側へ。専用の小車輪付きマッドガードは付属する。この畳んだ状態でも自立し、いわゆる「駐輪状態(お座り)」になる

 

2 ヘッド周辺

フレーム側のヒンジを回してリリース

車体右側へヘッド部と前輪を畳む

フレーム側のヒンジを回してリリースし、「Z」型となるように車体右側へヘッド部と前輪を畳む。金属製ヒンジはアップデートされ、より信頼性が高い解放・固定の操作感に

 

3 シートポストとハンドル部

折りたたみ状態

シートポストとハンドルを畳む

最後にシートポストとハンドルを畳み、左ペダルを抜いて完成! ハンドル幅が広がった新たなPラインだが、折り畳んでもサイズ内に収まった。慣れればここまでで20秒以内!

 

折りたたみ状態のPラインを持つ

折り畳みサイズは高さ58.5cm×幅56.5cm×奥行き27cmに。これぞブロンプトン!

 

P Line(第一世代)からの変更点は?

基本フレームはC Lineと共通。さらに2026年中は、第一世代のP Lineがよりお求めやすい価格となって継続販売される(41万1400円・4速~)。

 

折りたたみ状態の新旧Pライン

Pライン第一世代

第一世代も継続販売!

 

1 フォークまわり

旧Pラインのフォークまわり
新Pラインのフォークまわり

 

フロントフォークまわりは、第一世代がクラシカルなスチールのベンドフォークかつ1-1/8インチのスレッド式ヘッドセットだった。新しいPラインでは、軽量なT Lineと同様の16インチ用ストレートカーボンフォークを採用しており、大径ヘッドチューブ化。フォークのオフセット量や幅、そしてリムブレーキタイプに変更はない。

 

2 ハンドル・ステムまわり

旧Pラインのハンドル・ステムまわり
新Pラインのハンドル・ステムまわり

 

ステムとハンドルもアップデート。G Lineの流れを組むアルミパーツ(形状はPライン専用)で、ハンドル径は31.8mmかつステム側の4ボルトで固定することで、剛性感は明らかにアップした。ハンドル幅はこのM(Mid)タイプにおいての仮想水平幅で20mmワイド化され、より上体が安定したコントロールが可能に。

 

3 クランク部

旧Pラインのクランク部
新Pラインのクランク部

 

クランクもペダリング剛性を考慮し現代的な4アームのアルミクランクに変更。クランク長は160mmが標準装備。歯数としては、チェーンリングは54T、ダイレクトマウント式リヤディレーラーによる外装4段変速は11/13/15/18T。12速はここに内装3段ハブが組み合わされ、仮想で最大402%のレンジとなる。

 

G Lineも合わせてチェック!

Gライン

 

“グラベルバイク”としての走破性を求めたG Lineは、20インチかつワイドなブロックタイヤを採用し、フルサイズのバイクにはないコンパクトさで未知なる冒険への扉を開く。そしてそのアルミパーツによる構成といった潮流は、新たなP Lineにも受け継がれる。

 

Impression「ブロンプトンに乗り続けてきた僕が新たなP Lineの真価を試してみたところ……?」

けんたさん

YouTuber
けんたさん

ロードからグラベルまで多様な自転車遊びを実践する自転車YouTuberであり、現在は日本のローカルを自転車で再発見するサイクリングの旅を積極的に発信。東京・町屋のコミュニティベース「つどる」にてブロンプトンを活用したサイクリングツアーも展開している。

 

Pラインに乗るけんたさん

 

P Lineと言えば、200km超のブルベや1200kmのPBP(パリ~ブレスト~パリ)への挑戦に導入するライダーもいるほど、実走派から厚い信頼を得てきたモデルです。そしてこの新たなP Lineは、まさに第一世代からの完全進化形と言えるでしょう。率直な印象として、全体的によりスポーティな方向へと洗練され、走りの質が一段引き上げられたと感じます。

特にハンドルまわりの剛性感は大きく向上しています。まず太くなったステムと幅がワイドになったハンドルにより操作感が良い。上半身が安定する感じで、それはG Lineに近いものがあります。そこにカーボンフォークによる軽さも両立。「軽くても安定する」という理想的なバランスに仕上がっています。何より坂道でのダンシングもしやすくなりましたね。今回のテストバイクは「Mタイプ」ハンドルでアップライトの姿勢も取りやすく、グリップはエルゴノミック形状のロックオングリップが標準装備。これらは長距離ライドでも手や上半身が疲れにくく高ポイントですね。

本モデルでは変速は外装4速とシンプル。けれどそのギヤレシオは非常に秀逸です。平地では時速25kmからでも気持ち良く伸び、かつ10%程度勾配の登坂も無理なくこなせます。これはフルサイズのスポーツバイクに乗っている人でも十分と感じられるバランスでしょう。

 

Pラインに乗るけんたさん リヤディレーラーまわり

 

これまで僕はブロンプトンを、G Lineでは飛行機輪行で北海道のグラベルイベントに参加したり、P Lineでは鉄道の座席下に収まるサイズ感を生かした街から街への輪行旅と、それぞれの自由度の高さを生かした旅をしてきました。だからこそ新たなP Lineでは、まだ知らないエリアまで100kmオーバーだってしっかり踏んで走ってみたい。そして心地良い疲れと共にそのまま軽々と輪行で帰ってきて……そんなスポーツライドもこなせる性能があります。それがこのクラシックな佇まいの中に同居しているのですから。まさに「もっと走れるブロンプトン」へとアップデートしましたね!

 

Pラインに乗るけんたさん

 

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