“一体感”をデザインするプロジェクトが始動

2026年、北海道・ニセコの地にて、UCIグランフォンド世界選手権（Gran Fondo World Championships）が日本で初めて開催される。この世界戦には、世界中からトップアマチュア選手が集結し、日本を代表するサイクリストたちが世界の舞台へ挑む大きな節目となる。

この歴史的な大会に向け、国内のサイクルウェアメーカーが垣根を越えて手を取り合い、選手たちを支える「Team JAPANジャージ」のデザインを公募する。

プロジェクトの目的と背景

「競い合うだけでなく、共に支え合う。」
本プロジェクトは、以下のような目的と想いをもって立ち上げられました。

1. 世界戦という舞台に、”日本代表”としての誇りを表現するジャージを。
個々の選手がさまざまなメーカーのウェアを着る日本国内の現状に対し、世界に向けて“統一感”と“団結”を示せるデザインを実現したい。

2. クリエイターの力で、スポーツの未来をともに描く。
このプロジェクトは、プロ・アマ問わず全国のデザイナーに開かれた創造の機会です。デザインの力がスポーツと社会をつなぐ、その象徴になることを願っています。

3. ファンと選手、業界が一体となるストーリーを。
ジャージは単なるウェアではなく、「応援の象徴」でもあります。統一デザインによって、ファンは選手をより身近に感じ、メーカーは競争から共創へとステージを変え、業界全体の価値を高めていく。その先駆けとしてこのプロジェクトを位置づけています。

この企画が目指すもの

本企画には、以下の3つの意義があります：

1. デザイナーへのチャンス
創出優れたデザイン力を持つクリエイターの皆様に、新たな表現の舞台を提供します。

2. 競技業界への注目喚起
“ニセコ”という日本屈指のサイクルイベントを通じ、より多くの人々にこのスポーツとその文化的価値に関心を持っていただく機会とします。

3. 選手・ファン・メーカーがつながる象徴づくり
統一されたデザインのジャージが、選手の背中を通して「想い」を可視化し、ファンがそれを応援する“共感のハブ”となることを目指します。

2023年の日本代表選手向け共通デザイン

公募概要

募集内容：2026年「Team JAPAN」統一ジャージのデザイン（上下セット）

対象：プロ・アマ問わず、個人・法人を問わずどなたでも応募可能

応募期間：2025年4月25日（金）〜5月20日（火）

副賞：ニセコクラシック事務局（一般社団法人 HOKKAIDO EVENTS）より提供予定
※詳細は後日特設ページにて告知予定 審査について：

応募作品は、大会運営事務局および選手団代表による選考委員会にて審査し、2025年6月12日開催されるニセコクラシックにて採用作品を発表予定です。

審査基準（予定）：
▪️ニセコ大会の理念や世界観に合っているか
▪️スポーツウェアとしての機能性・視認性
▪️複数メーカーによる製造・展開を前提とした再現性
▪️独創性と汎用性のバランス

応募方法： 応募は株式会社クランノート/ ビオレーサージャパン公式ウェブサイト内特設ページにて受け付けます。

応募に必要な情報：
▪️デザインデータ（JPEG/PNG形式、採用時はAI/PSDでの提出）
▪️コンセプト説明（200〜300字程度）
▪️応募者情報（氏名／連絡先／所属など）

採用作品の取り扱いについて：
▪️採用作品は、参加ウェアメーカーの協力のもと製品化、販売されます。
▪️採用デザイナーには副賞が授与され、大会関連の広報媒体等での紹介も予定しています。
▪️著作権・使用権等は、応募時に提示する規定に基づき適切に取り扱います。

製作サイクルウェア参加企業（アルファベット順） ：
▪️BIORACER（ビオレーサー）
▪️DECOJA（デコジャ）
▪️Pearl Izumi（パールイズミ）
▪️Sunvolt（サンボルト）

主催・運営事務局：
本企画は、株式会社クランノート/ ビオレーサージャパン内に設置された「Team JAPANジャージデザイン公募事務局」が運営を担当します。今後も多くの企業・団体との連携を通じて、競技文化の発展と大会の盛り上げに貢献してまいります。

問い合わせ先：【Team JAPANジャージデザイン公募事務局】
株式会社 Clannote / ビオレーサージャパン
info@clannote.net
https://clannote.co.jp/teamjapan_2026niseko/