自転車協会がPR動画「BAA TRYOUT」公開。ラグビー田中史朗選手を起用

一般社団法人自転車協会は、ラグビーワールドカップ2019 日本代表の田中史朗選手を起用した、安全・安心な自転車の目印である「BAAマーク」のプロモーションWEB動画『BAA TRYOUT』を、 2020年2月7日(金)より公開する。

 

自転車協会

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BAA Bicycle Association (JAPAN) Approved )マークは、 自転車協会が業界自主基準として制定した“安全基準”に適合した自転車に貼付されるマーク。

今回公開するWEB動画は、普段BAAマーク取得のために自転車が受けている厳しい試験を、人間が受ける試験に置き換えて表現している。 主人公の自転車役には、 2019年ラグビー ワールドカップで初のベスト8に輝いたラグビー日本代表の田中史朗選手を起用、BAAマークを貼るための試験を模した「だるまさんが転んだ」「ぐるぐるバット」「タライ落とし」などに挑戦し、その頑強な体で無事クリアするというストーリー。

これらの不思議な試験は、自転車のブレーキ試験、ハブの回転摩耗試験、フレーム衝撃性試験など、実際に 実施されている厳しい試験を表現したものになっており、BAAマークの認定を受けた安全性の高い自転車を選ぶきっかけになることを目指した動画。なお、映像内で行われている試験の撮影は、十分な安全上の配慮のもとで行われている。

 

自転車協会 WEB動画概要
タイトル :「BAA TRYOUT」
出演者 :田中史朗さん(プロラグビー選手:ラグビーW杯2019 日本代表)
動画公開日時:2020年2月7日(金)0時00分

 

WEB動画「BAA TRYOUT」ストーリー:

薄暗い怪しげな倉庫に屈強な人間たちが集められ、これから過酷な試験が行われることを告げられます。

まず始まったのは「だるまさんが転んだ」。床は水浸しになっており、「ダルマサンガ、、コロンダ!」という掛け声に、スモウレスラーは止まることができず転んでしまい、サイレンが鳴り会場から退場させられます。 次の試験は「ぐるぐるバット」。バットを渡された試験者は、砂埃が舞う中で高速で回転した後に走り出すも、女性ソルジャーと覆面レスラーはフラフラでまっすぐ走れず転んでしまいます。この2人もここで試験から脱落します。

次の「ロデオマシーン」では、ヘビー級ボクサーがあまりの激しさで振り落とされてしまい脱落します。さらに「タライ落とし」ではカンフーマスターが痛みに耐えられず脱落、「ゴム紐」ではカウボーイも力及ばず脱落します。

屈強な男たちが次々と脱落する中、余裕で試験をクリアしていくものが一人、それが田中選手でした。全ての試験をクリアした田中選手には試験官から「BAAマーク」が貼られます。

後ろのドアから主婦が登場すると、田中選手はおんぶの姿勢になり主婦がその背中にまたがります。次の瞬間、田中選手が自転車の姿に戻り、主婦がBAAマークの貼られた自転車に乗って走り去るというストーリーです。

 

自転車協会

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■撮影秘話
田中選手はとんこつラーメンが好きだということで、ロケ当日、ラーメン店『一風堂』に、特別に撮影現場へケータリングを提供しに来ていただきました。田中選手は替え玉を4回も頼み、計5杯を嬉しそうな表情で軽々と平らげており、店員さんも驚かれていました。 また、ロケ前日が誕生日であった田中選手のために、特製ケーキを用意し、撮影終了後にスタッフ全員でお祝いすると、戦いの場では勇ましい田中選手の可愛らしい笑顔も見られました。

 

■田中史朗(たなかふみあき) プロフィール
試合の先を読む能力が高く、判断良く正確なパスを出し、巨漢選手にも果敢にタックルする勇敢なSHである。

2013年2月22日(金曜日)、ニュージーランド南島の都市ダニーデン「フォーサイスバースタジアム」で行われたスーパーラグビー第2節、ハイランダーズ対チーフス戦の後半26分、日本人として初めて南半球最強プロリーグの舞台に立った。その日の丸刈り頭は、ハイランダーズのオールブラックスSHアーロン・スミスに刈ってもらったものだった。

京都で生まれ、洛南中学、伏見工業高校、京都産業大学と一貫して京都でラグビーを続けた。大学時代に夢を抱いてラグビー王国NZへ留学。一旦は「自分には無理」とあきらめるが、三洋電機、パナソニックで元オールブラックスのSOトニー・ブラウンと出会い、体も小さく、手に障害を持ちながらの激しいプレーに刺激され、挑戦を続けた。

「ジャック」というニックネームは、パナソニックでともにプレーした田辺淳さんの長男ジャック(NZ生 まれ)と顔が似ていたため。小学生に「君、何年何組?」と声をかけられるなど、子供と間違えられるエピソードは数知れず。

 

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■BAAマークについて
BAA〔Bicycle Association (JAPAN) Approved〕マークは自転車業界が自主基準として制定した“安全基準”に 適合した自転車に貼付されるマーク。自転車の品質の低下や粗悪な製品に由来する自転車事故の増加などを 背景に、消費者の安全を守り、自転車全体への消費者の信頼を回復することを目的に、2004年9月から自転車協会が推進している制度。BAAマーク貼付の対象となる車種は、一般用自転車で、シティ車、スポーティ車、幼児向け自転車をはじめ、電動アシスト自転車も対象車種となっている。

自転車協会は、安全・安心な自転車を消費者に提供するために、BAAマーク制度を2004年9月から推進している。近年、通勤・通学のほか、レクリエーションやスポーツとしてサイクリングを楽しむ人が格段に増えるなど、自転車の需要が広がる一方で、依然として一部の粗悪な自転車が流通していることや、自転車の品質不良による事故が跡を絶たないといった課題があり、その解決のために自転車協会ではBAAマークの認知拡大の活動を行っている。