ヴィットリアのロードタイヤ「ルビノ」登場 「ルビノプロ」がモデルチェンジ

ヴィットリアのロードバイク用タイヤのミドルレンジ「ルビノプロ」が第5世代へと進化を遂げた。モデル名をルビノプロから「ルビノ」に変更し、実績のあるコンパウンド「グラフェン+シリカ」の採用と新しいトレッドパターンで転がり抵抗とグリップ力が、強化されたケーシング構造で耐久性が向上している。日本での発売は2025年5月下旬の予定だ。

 

ルビノ

ルビノのトレッド

スムーズなセンターとアップデートしたシェブロンクラスター(ヘリンボーン)とグリッド模様の新しいトレッドデザイン。これにより、スピード、グリップ、耐久性を伸ばしている

 

ルビノはチューブタイプとチューブレスレディ(TLR)の2タイプから選べる。サイズは700×26cから34cまでの2c刻みで、28c以上はフックレスリムへの互換性がある。カラーは、オールブラックとブラック/タン・サイドウォールカラーの2種類(26cはオールブラックのみ)で、トレッド摩耗インジケーター(TWI)を備えている。

前モデルと比較すると、チューブタイプでは、スピード/転がりパフォーマンスが2%向上、ウェットグリップが6%向上、重量が12%軽減。TLRでは、スピード/転がりパフォーマンスが11%向上、ウェットグリップが6%向上、重量が3%軽減しているという。

なお、このルビノが新エトルト規格に準拠したことで、ヴィットリアのロードバイク用タイヤは全て新エトルトへの移行が完了した。

 

ルビノ

チューブタイプのオールブラック

 

ルビノ

TLRのブラック/タン

ルビノ

チューブタイプはケブラービードを採用

ルビノ

TLRは空気保持力を最適化するザイロンビードを採用

 

Rubino
タイヤシステム:チューブタイプ/フォールディング、TLR/フォールディング
価格:7920円(チューブタイプ)、9988円(TLR)
サイズ:700×26c、28c、30c、32c、34c
カラー:オールブラック、ブラック/タン(26cはオールブラックのみ)
重量:
【チューブタイプ】235g(26c)、240g(28c)、270g(30c、オールブラック)、250g(30c、ブラック/タン)、295g(32c、オールブラック)、285g(32c、ブラック/タン)、315g(34c、オールブラック)、290g(34c、ブラック/タン)
【TLR】305g(26c)、340g(28c、オールブラック)、315g(28c、ブラック/タン)、365g(30c、オールブラック)、350g(30c、ブラック/タン)、380g(32c、オールブラック)、350g(32c、ブラック/タン)、400g(34c、オールブラック)、370g(34c、ブラック/タン)
ケーシング:ナイロン100TPI
コンパウンド:グラフェン+シリカ