ジロ・デ・イタリア2022第2ステージ個人TTはサイモン・イェーツが優勝

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中欧ハンガリーで開幕した第105回ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、5月7日にブダペスト市街地で9.2 kmの個人タイムトライアルを競う第2ステージを開催し、英国のサイモン・イェーツ(チームバイクエクスチェンジ・ジェイコ)が区間優勝した。
 

ジロ・デ・イタリア2022

■サイモン・イェーツが個人タイムトライアルを制した (photo : LaPresse)

 
第1ステージで優勝し、マリア・ローザを着て個人タイムトライアルに挑んだオランダのマテュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)は、たった3秒差の区間2位になり、総合首位の座を守った。区間3位は5秒差でオランダのトム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)だった。
 

ジロ・デ・イタリア2022

■ファンデルプールは個人タイムトライアルで善戦し、マリア・ローザを守った (photo : LaPresse)

 
ブダペスト市街地を巡る9.2kmの個人タイムトライアルは、ゴールがカテゴリー4の丘の上だった。2017年のジロで総合優勝したデュムランは、このステージでマリア・ローザを狙い、ベストタイムでレースを終えたが、すぐ後ろを走っていたイェーツにあっさりタイムを更新されてしまった。最終走者だったファンデルプールは、イェーツのタイムにはわずかに及ばなかったが、マリア・ローザを守るのには十分だった。

ハンガリーでの最終日となる5月8日は、カポシュバールからバラトンフュレドまでの201kmで、スプリント区間の第3ステージが行われる。
 

ジロ・デ・イタリア2022

■マリア・ローザを着てブダペスト市街地を走るファンデルプール (photo : LaPresse)

 
■個人タイムトライアルで優勝したサイモン・イェーツのコメント
「確かに、これはボクにとって最高のタイムトライアルでの勝利だ。もちろん、とても嬉しいよ。ちょっと意外だ。平地でも可能な限り速く走った。ファンデルプールがフィニッシュラインを通過するまで、勝つ自信は全くなかった。今日はたった10分間の努力だった。まだもっと多くの事があるよ」

■個人タイムトライアルで善戦し、マリア・ローザを守ったファンデルプールのコメント
「間違いなく、ボクはスタート前にこのパフォーマンスを示しただろう。非常に良いタイムトライアルを行った。1位とのタイム差はわずかだ。マリア・ローザで過ごす日をもう1日獲得した。明日はスプリント・ゴールになるだろうから、多分もっとだ。それはとても嬉しいよ」
 

ジロ・デ・イタリア2022

■個人タイムトライアルのゴールは丘の上だった (photo : LaPresse)

 

■第2ステージ結果[5月7日/ブダペスト~ブダペスト/9.2 km]
1. YATES Simon (TEAM BIKEEXCHANGE – JAYCO / GBR) 11:50
2. VAN DER POEL Mathieu (ALPECIN-FENIX / NED) +0:03
3. DUMOULIN Tom (JUMBO-VISMA / NED) +0:05
4. SOBRERO Matteo (TEAM BIKEEXCHANGE – JAYCO / ITA) +0:13
5. TULETT Ben (INEOS GRENADIERS / GBR) +0:13
6. FOSS Tobias S. (JUMBO-VISMA / NOR) +0:17
7. KELDERMAN Wilco (BORA – HANSGROHE / NED) +0:17
8. KÄMNA Lennard (BORA – HANSGROHE / GER) +0:17
9. SCHMID Mauro (QUICK-STEP ALPHA VINYL TEAM / SUI) +0:18
10. ARENSMAN Thymen (TEAM DSM / NED) +0:18

■第2ステージまでの総合成績(マリア・ローザ)
1. VAN DER POEL Mathieu (ALPECIN-FENIX / NED) 4:47:11
2. YATES Simon (TEAM BIKEEXCHANGE – JAYCO / GBR) +0:11
3. DUMOULIN Tom (JUMBO-VISMA / NED) +0:16
4. SOBRERO Matteo (TEAM BIKEEXCHANGE – JAYCO / ITA) +0:24
5. KELDERMAN Wilco (BORA – HANSGROHE / NED) +0:24
6. TULETT Ben (INEOS GRENADIERS / GBR) +0:24
7. FOSS Tobias S. (JUMBO-VISMA / NOR) +0:28
8. MOLLEMA Bauke (TREK – SEGAFREDO / NED) +0:28
9. BILBAO LOPEZ DE ARMENTIA Pello (BAHRAIN VICTORIOUS / ESP) +0:29
10. SCHMID Mauro (QUICK-STEP ALPHA VINYL TEAM / SUI) +0:29

[各賞]
■ポイント賞(マリア・チクラミーノ):VAN DER POEL Mathieu (ALPECIN-FENIX / NED)
(※第3ステージはGIRMAY Biniam (INTERMARCHE – WANTY – GOBERT MATERIAUX /ERI) が着用)
■山岳賞(マリア・アッズーラ):VAN DER POEL Mathieu (ALPECIN-FENIX / NED)
(※第3ステージはRick Zabel (ISRAEL – PREMIER TECH / GER)が着用)
■新人賞(マリア・ビアンカ):SOBRERO Matteo (TEAM BIKEEXCHANGE – JAYCO / ITA)
 

ジロ・デ・イタリア2022

(photo : LaPresse)

 

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