フェルトを使用する弱虫ペダル サイクリングチームの川野がTOJ2021で区間優勝

設計・素材・技巧で極める最先端のライディングを目指すスポーツバイクブランド「Felt Bicycles(以下、フェルト)」の日本での販売元を務めるライトウェイプロダクツジャパンのサポートチームである「弱虫ペダル サイクリングチーム」の川野碧己選手が、5月30日に開催された「2021ツアー・オブ・ジャパン」の第3ステージ東京にて優勝した。

弱虫ペダル サイクリングチームの川野碧己がTOJ2021で区間優勝

弱虫ペダル サイクリングチーム

 

ツアー・オブ・ジャパンは、日本で開催されるロードレースでは最も格式が高いステージレース。2021年は新型コロナウイルス感染症の拡大を鑑み、国内チームのみ出走、日程も富士山、相模原、東京の3ステージのみに短縮され、沿道での観戦自粛を呼びかけるなど対策が講じられた上での開催となった。

最終日となる東京ステージは、1周7kmの大井埠頭周回コースを16周で争う平坦基調のスプリンター向けコース。

川野碧己(かわの あおき)選手は今年から弱虫ペダルサイクリングチームに加入した19歳。慶応義塾大学自転車部にも在籍し、春の神宮クリテリウムで優勝を飾っている期待の若手スプリンターだ。

今回のレースで使用したバイクはフェルトのAR Advanced。
https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/ar/

ポイント賞獲得の可能性も睨んだ川野選手は、序盤から積極的に動き、中盤で自ら逃げに乗り5人の集団を形成。終盤に3人を切り離し、マトリックスの小林海選手との二人逃げの展開に。力強い走りで圧巻のマッチスプリントを制し、ステージ優勝を手にした。また、同時にポイント賞も獲得している。

自身のキャリアの中でも、そしてチームにとっても記録に残る大きな勝利となった。

 

弱虫ペダル サイクリングチームの川野碧己がTOJ2021で区間優勝

川野碧己(弱虫ペダル サイクリングチーム)

弱虫ペダル サイクリングチームの川野碧己がTOJ2021で区間優勝

2021ツアー・オブ・ジャパン」の第3ステージ東京にて優勝した川野碧己(弱虫ペダル サイクリングチーム)

 

川野選手のコメント:
「今回は勝ち逃げに乗ればポイント賞獲得の可能性もあったため、ゴールスプリントの展開はあまり考えずに積極的に逃げで展開するように決めていました。

スタート直後から50km以上、長時間に渡るアタック合戦の末に生まれた5名の逃げに乗る事ができ、綺麗なローテーションで順調に周回を消化。

しかし、レース終盤に逃げ集団の協調が崩れたため、一人で抜け出す事を決意。そこに追いついてきた小林選手との2人になってからは逃げ切るためにフルガスで踏み続け、最後はマッチスプリントを制して優勝することができました。

今回神宮に続き、優勝できたのはFELT ARのおかげと言わざるを得ません。その高い巡航性能により少人数の逃げでも逃げ切る事ができ、BB周りの絶妙な剛性バランスにより、疲弊した脚でも伸びのあるスプリントを掛けることができました。

今後はコースや展開を選ばず安定して勝てるように更にレベルアップしていきたいと思います。」

 

川野選手プロフィール:

川野 碧己(かわの あおき)
生年月日:2001.08.02

主な戦歴/経歴/活動:
2019
全国高校選抜高校自転車競技大会RR3位
全日本選手権IRR MJ 8位
全日本選手権ITT 4位
UCI nations cup Tour de DMZ 3rd stage 5位

2020
全日本学生個人ITT 8位
全日本大学自転車競技大会 6位
JCX第2戦 幕張 C1 5位

2021
明治神宮外苑 全日本学生選手権クリテリウム大会 優勝

趣味:映画鑑賞(特にアクション系)

SNSアカウント:
Twitter @MtbAoki

弱虫ペダルチーム 公式サイト
https://yowapedact.com/

 

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