ジロ・デ・イタリア2026 第4ステージはナルバエスが区間優勝し、チッコーネがマリア・ローザ

東欧のブルガリアで開幕した第109回ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、3日間の開幕ステージを終えてイタリア南部カラブリア州へと移動し、2026年5月12日にカタンツアーロからコゼンツァまでの138kmで平坦区間の第4ステージを競い、ベネズエラチャンピオンのジョナタン・ナルバエス(UAEチーム・エミレーツ・XRG)がゴールスプリントを制して区間優勝した。
 

ベネズエラチャンピオンのナルバエスがゴールスプリントを制し、ジロ通算3勝目を上げた (photo : ©Sprint Cycling Agency)

 
区間2位はベネズエラのオルルイス・アウラル(モビスターチーム)、区間3位は地元イタリアのジュリオ・チッコーネ(リドル・トレック)だった。

この日、総合リーダーのマリア・ローザを着ていたウルグアイのギジェルモ・シルバ(XDS・アスタナ チーム)は、レース後半に越えたカテゴリー2のコッツォ・トゥンノ峠で集団から遅れてしまい、12分以上遅れてゴール。ボーナスタイムを6秒稼いだチッコーネが総合首位になり、31歳で念願のマリア・ローザに初めて袖を通した。
 

ボーナスタイムを稼いだチッコーネが総合首位になり、念願のマリア・ローザを獲得した (photo : ©Sprint Cycling Agency)

 
モビスターチームが先頭を引き続けたコッツォ・トゥンノ峠の登坂では、コロンビアチャンピオンのエガン・ベルナル(ネットカンパニー・イネオス)も頂上近くで集団から遅れてしまったが、チームメイトの助けを借り、下りで集団に合流する事ができた。この峠で先頭集団は40人ほどに絞られた。

ボーナスタイムがかけられた、ゴールまで残り2.4kmのレッドブルkmは、新人賞総合2位でマリア・ビアンカを着ていたスイスのヤン・クリステン(UAEチーム・エミレーツ・XRG)が1位で通過して6秒のボーナスを獲得し、イタリアのジュリオ・ペリツァーリ(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が2位通過で4秒、チッコーネが3位通過で2秒獲得した。

クリステンは残り1.7kmでアタックしたが、リドル・トレックとモビスターチームが集団を引き、ゴール手前500mで彼を捕まえた。そこからクリステンのチームメイトであるナルバエスが見事なスパートを見せ、2020年、2024年に続いて3回目の区間優勝をもぎ取った。

 

■区間優勝したナルバエスのコメント
「この勝利は自分にとって非常に大きなものだ。1月のオーストラリアでの落車の後、トレーニングのためにエクアドルで3カ月を過ごした。この困難な期間に支えてくれた妻と家族、そしてチームに感謝したい。当然、この勝利はジロを去らなければならなかったチームメイトたちに捧げる。

我々はこのステージで本当に良く働いた。クリステンは凄いヤツで、彼は今日、マリア・ローザを取ろうとした。彼はどのようにレースをするのかまだ学ばなければならない若い選手だ。彼は素晴らしいフィナーレをもたらし、彼が前に行ってくれたから、ボクはただスプリントを待てば良かった」
 

終盤にレースを盛り上げた21歳のクリステンが新人賞総合首位になり、マリア・ビアンカを獲得した (photo : ©Sprint Cycling Agency)


■第4ステージ結果

[2026年5月12日/カタンツアーロ~コゼンツァ/138 km]
1. NARVAEZ Jhonatan (UAE TEAM EMIRATES XRG / VEN) 3:08:46
2. AULAR Orluis (MOVISTAR TEAM / VEN)
3. CICCONE Giulio (LIDL-TREK / ITA)
4. TURNER Ben (NETCOMPANY INEOS / GBR)
5. PINARELLO Alessandro (NSN CYCLING TEAM / ITA)
6. EULÁLIO Afonso (BAHRAIN VICTORIOUS / POR)
7. VAN EETVELT Lennert (LOTTO INTERMARCHÉ / BEL)
8. ULISSI Diego (XDS ASTANA TEAM / ITA)
9. RACCAGNI NOVIERO Andrea (SOUDAL QUICK-STEP / ITA)
10. VALGREN Michael (EF EDUCATION – EASYPOST / DEN)

■第4ステージ後の総合成績(マリア・ローザ)
1. CICCONE Giulio (LIDL-TREK / ITA) 16:18:51
2. CHRISTEN Jan (UAE TEAM EMIRATES XRG / SUI) 0:04
3. STORK Florian (TUDOR PRO CYCLING TEAM / GER) 0:04
4. BERNAL Egan (NETCOMPANY INEOS / COL) 0:04
5. ARENSMAN Thymen (NETCOMPANY INEOS / NED) 0:06
6. PELLIZZARI Giulio (RED BULL – BORA – HANSGROHE / ITA) 0:06
7. VAN EETVELT Lennert (LOTTO INTERMARCHÉ / BEL) 0:10
8. MAS Enric (MOVISTAR TEAM / ESP) 0:10
9. BELOKI Markel (EF EDUCATION – EASYPOST / ESP) 0:10
10. HIRT Jan (NSN CYCLING TEAM / CZE) 0:10
11. VINGEGAARD Jonas (TEAM VISMA – LEASE A BIKE / DEN) 0:10

[各賞]
■ポイント賞(マリア・チクラミーノ): MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA)
■山岳賞(マリア・アッズーラ): SEVILLA Diego Pablo TEAM POLTI VISITMALTA / ESP)
■新人賞(マリア・ビアンカ): CHRISTEN Jan (UAE TEAM EMIRATES XRG / SUI)
 

ジロ一行はブルガリアからイタリア南部へと移動した (photo : ©Sprint Cycling Agency)

 

ジロ・デ・イタリア 公式サイト

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