ジロ・デ・イタリア2026 第2ステージはウルグアイのシルバが初優勝してマリア・ローザ獲得
東欧のブルガリアで開催中の第109回ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、5月9日にブルガスからヴェリコ・タルノヴォまでの221kmで、中級山岳区間の第2ステージを競い、ウルグアイのギリェルモ・シルバ(XDS・アスタナ チーム)が集団ゴールスプリントを制して区間初優勝し、故郷に初のジロ区間優勝をもたらした。
初日に区間優勝し、この日マリア・ローザを着ていたフランスのポール・マニエ(スーダル・クイックステップ)は、最後の峠で集団から遅れ、2分5秒遅れの区間68位でゴール。24歳のシルバが総合首位に立ち、マリア・ローザも手中に収めた。南米ウルグアイの選手がマリア・ローザを着用したのはもちろん史上初だ。
終盤に大落車事故が発生
第2ステージは逃げが吸収された直後のゴールまで残り23km地点で大きな落車事故が発生し、UAEチーム・エミレーツ・XRGの選手たちが大勢巻き込まれてしまった。この事故でレースは一時ニュートラルとなり、オーストラリアのジェイ・ヴァイン(UAEチーム・エミレーツ・XRG)、スペインのマルク・ソレル(UAEチーム・エミレーツ・XRG)、ノルウェーのアドネ・ホルター(ウノエックス モビリティ)、コロンビアのサンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン ヴィクトリアス)がリタイアした。
この事故で負傷した英国のアダム・イェーツ(UAEチーム・エミレーツ・XRG)はレースを続行したが、14分近く遅れてゴールし、総合争いからは大きく遠ざかってしまった。
レース再開後、ゴールまで残り14kmでこの日最後の峠だったリャスコベツ・モナストリー・パス(カテゴリー3)が始まり、イタリアのダヴィデ・ピガンゾーリ(チーム ヴィスマ・リースアバイク)が集団を引き始めた。ここでマリア・ローザを着たマニエは遅れてしまった。そして山頂まで残り1kmを切った所でデンマークのヨーナス・ヴィンゲゴー(チーム ヴィスマ・リースアバイク)がアタックを開始した。
先頭で頂上を通過したヴィンゲゴーにはイタリアのジュリオ・ペリツァーリ(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)とベルギーのレナルト・ファンエートフェルト(ロット・アンテルマルシェ)が合流し、3人でゴールのヴェリコ・タルノヴォを目指したが、ゴールまで残り500mで30人ほどの追走グループに追いつかれてしまった。
最後は集団ゴールスプリントになり、チームメイトのクリスティアン・スカローニ(XDS・アスタナ チーム)のアシストを受けたシルバが初参加で初優勝を果たした。
■ジロ初参加で区間初優勝したシルバのコメント
「最高に幸せだ。自分にとってまだジロの2ステージ目なのに、もう勝てて、マリア・ローザまで取ってしまった。調子が良いとは感じていたが、こんな事がやり遂げられるとは想像もしていなかった。先頭グループを追いかけるのと、スプリントのお膳立てをするのの両方でボクを助けてくれたスカローニに感謝しなければならない。今日の事は決して忘れないだろう」
■第2ステージ結果
[5月9日/ブルガス(ブルガリア)〜ヴェリコ・タルノヴォ(ブルガリア)/221 km]
1. SILVA Guillermo (XDS ASTANA TEAM / URU) 5:39:25
2. STORK Florian (TUDOR PRO CYCLING TEAM / GER)
3. CICCONE Giulio (LIDL-TREK / ITA)
4. SCARONI Christian (XDS ASTANA TEAM / ITA)
5. PELLIZZARI Giulio (RED BULL – BORA – HANSGROHE / ITA)
6. SOBRERO Matteo (LIDL-TREK / ITA)
7. LEKNESSUND Andreas (UNO-X MOBILITY / NOR)
8. CHRISTEN Jan (UAE TEAM EMIRATES XRG / SUI)
9. TJØTTA Martin (UNO-X MOBILITY / NOR)
10. RONDEL Mathys (TUDOR PRO CYCLING TEAM / FRA)
21. VINGEGAARD Jonas (TEAM VISMA – LEASE A BIKE / DEN)
68. MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA) 02:05
■第2ステージ後の総合成績(マリア・ローザ)
1. SILVA Guillermo (XDS ASTANA TEAM / URU) 9:00:23
2. STORK Florian (TUDOR PRO CYCLING TEAM / GER) 0:04
3. BERNAL Egan (NETCOMPANY INEOS / COL) 0:04
4. ARENSMAN Thymen (NETCOMPANY INEOS / NED) 0:06
5. CICCONE Giulio (LIDL-TREK / ITA) 0:06
6. CHRISTEN Jan (UAE TEAM EMIRATES XRG / SUI) 0:10
7. KULSET Johannes (UNO-X MOBILITY / NOR) 0:10
8. TJØTTA Martin (UNO-X MOBILITY / NOR) 0:10
9. VAN EETVELT Lennert (LOTTO INTERMARCHÉ / BEL) 0:10
10. RAFFERTY Darren (EF EDUCATION – EASYPOST / IRL) 0:10
[各賞]
■ポイント賞(マリア・チクラミーノ): MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA)
■山岳賞(マリア・アッズーラ): SEVILLA Diego Pablo TEAM POLTI VISITMALTA / ESP)
■新人賞(マリア・ビアンカ): SILVA Guillermo (XDS ASTANA TEAM / URU)
(※第3ステージは CHRISTEN Jan (UAE TEAM EMIRATES XRG / SUI) が着用)
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