大規模な落車事故でニュートラルに。新城は無事フィニッシュ イツリア・バスクカントリー2024 第4ステージ

スペイン・バスク州で開催中のステージレース『イツリア・バスクカントリー2024(UCIワールドツアー)』。第4ステージは、残り距離35km地点で集団で大規模な落車が発生し、レースが一時中断する事態となった。

競技無線の情報では、「リーダージャージを含む総合上位の選手たちが巻き込まれる重大な事故で、レースに帯同している救急車がコースを塞ぐ形で治療にあたっているが、救急車の数が足りないため、コースに外部から救急車を入れるために、関係車両も充分注意して走行してください。その間はすべてのライダーをストップさせ、再スタートを待ちます。」というインフォメーションが流れるほどの非常事態であった。

しばらくの中断を余儀なくされたレースは、それまで逃げていた6人の選手のみが残りの距離でレースを行い、メイン集団は全員がノーレース、タイムを争わず、フィニッシュに戻ってくるだけとなった。このレースのタイムは、全員が総合に関わらないというニュートラルレースとなった。

バーレーン・ヴィクトリアスのメンバーは幸いにも落車に巻き込まれることなく全員無事にフィニッシュしているが、怪我を負った選手の皆さんの早期回復を祈るばかりである。

このような事態になるとは予想もしていなかった新城幸也は、ペリョ・ビルバオ(スペイン)の総合ジャンプアップのためにリーダーチームとともに集団を牽引するが、残念ながらレースは結果に残らない形となった。

新城幸也 イツリア・バスクカントリー2024 第4ステージ

リーダーチームとともに先頭で集団を牽引していた新城 Photo:Miwa IIJIMA

新城幸也 イツリア・バスクカントリー2024 第4ステージ

ペリョ・ビルバオの総合ジャンプアップを狙って先頭を牽引する新城 Photo Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:

「今日は良い1日にはならなかった。6人の逃げができたあと、リーダーのボーラ・ハンスグローエが集団をコントロールを始めたが、積極的にステージを狙いに行く牽引ではなかったので、今日もステージを狙っていたチームから、自分が集団牽引に入った。

差は既に6分以上になっていて、ステージ優勝を狙うチームに協力を促すが、なかなか得られかったので、結局自分がひとりで30~40分引いていたが、状況は変わらず、ちょっとした横風区間があったので、チームでペースアップを図り、集団の活性化を狙った。それが見事にはまり、集団はスピードアップし、残り50kmで逃げとも一気に3分差の射程圏に。

上りが連続する周回に入り、集団から少し遅れたのだが、その下りで大落車が起きた。 かなりスピードが出ていたコーナーだった。 レース展開が無駄になってしまったことはしょうがない。 まずは怪我をした選手たちの早期回復を願うだけ。

レースは明日も続くし、引き締めて明日も走るだけだね。」

新城幸也 イツリア・バスクカントリー2024 第4ステージ

スタート地点で子供たちのサインに応じる新城 Photo:Miwa IIJIMA

 

レース公式HP
Itzulia 2024 — Itzulia Basque Country