ボントレガー・スターボスウェーブセル 安全技術搭載ヘルメットのエントリーモデル

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ボントレガーから、独自の衝撃吸収技術のウェーブセルを搭載したヘルメットで初めてとなるエントリーモデル「スターボスウェーブセルアジアフィット」が登場した。買い求めやすいだけでなく快適性と軽さも備えている。さらにウェーブセルを採用するヘルメットで最軽量のモデルでもある。サイクリングエントリー層や通勤通学などのデイリーユースに、最新の安全技術を広めるモデルだ。

 

ボントレガースターボスウェーブセル

ボントレガー・スターボスウェーブセルアジアフィットヘルメット アルパインブルー

ボントレガースターボスウェーブセル

ボントレガー・スターボスウェーブセル ホワイト

ボントレガースターボスウェーブセル

ボントレガー・スターボスウェーブセル ブラック

 

ウェーブセルとは?

ボントレガースターボスウェーブセル

“波”のような構造体が集合したものがウェーブセル

ウェーブセルは、ヘルメットの内側に備えられた潰れる多孔性構造だ。衝撃を受けると、ウェーブセルのレイヤーが独立して動き、セル構造が変形し、潰れた後に横方向へ滑り、頭部にかかる衝撃を吸収。従来のフォームヘルメットより、サイクリング中に生じる頭部損傷を効果的に予防する。

 

スターボスウェーブセルは、ウェーブセル搭載のボントレガーのロード用ヘルメットの中で最も廉価な、全てのサイクリストにお薦めのモデルだ。一方で、ウェーブセルフォームの形状を見直したことで軽量化を実現している。実際、ウェーブセルを搭載するラインナップにおいて最軽量である。上位モデルよりも軽さで勝っているのだ。また、1500人のアジア人の頭部の形状をスキャンし3D解析を行って開発された、アジア系の頭の人に最適なアジアフィットで快適性が高められている。

スターボスウェーブセル

ウェーブセルフォームの比較。左がスターボスで右がXXXだ。スターボスの重量はM/Lサイズで330g、XXXは375g

スターボスウェーブセル

スターボスウェーブセルアジアフィットのS/Mサイズの実測重量は308gだった

スターボスウェーブセル

ストラップディバイダーには、簡単な操作で快適なフィットを得られる調整式の軽いロックダウンを採用している

ボントレガースターボスウェーブセル

フィッティングは、ヘッドマスターフィットシステムというダイヤルで調整する機構を採用する。ノッチも細かく、微調整が容易に行える設計だ

ボントレガースターボスウェーブセル

側頭部に比べて前頭部の厚みがあるデザイン

 

頭部全体を包むようなフィット感

ボントレガースターボスウェーブセル

被ってみると初代のウェーブセル採用モデルからずいぶんと軽量化されていることを感じる。そして、頭全体に均一にフィットする感覚がある。発泡剤だけで作られたヘルメットが点で支えている印象ならば、スターボスは球面全体が頭と接触している印象を持った。ご覧のとおりの構造なので実際は面ではなくて、線で接触しているので通気性も申し分ない。

フィットシステムに、上位モデルがBoaダイヤルを採用するのに対して、スターボスは自社製ダイヤルを採用。クリック操作の高級感という意味では上位グレードには及ばないが、調整のしやすさは必要十分だ。

 

 

 

Starvos WaveCel Asia Fit Helmet
価格:1万4500円(税抜)
カラー:ブラック、ホワイト、アルパインブルー
サイズ:S/M、M/L
重量: 310g(S/M)、330g(M/L)