ジップ史上最軽量のホイール「202NSW」登場

「202」は、山岳でプロが選ぶ軽量ホイールとして名を馳せた、ジップの特別なアイコンだった。帰還した「202NSW」は、ブランド37年の歴史上、あらゆるタイプを通じて最軽量となる前後セット1090gのホイールとして登場した。また、軽さだけにとどまらず、山の麓までのアプローチと、頂上の先のダウンヒルまで見据えて設計されている。

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202NSWの開発は、コンポジット設計の新コンセプトにつながった。リムの領域ごとの「剛」か「靱」の最適化が、超軽量の鍵となった。この実現のため、スポークベッドには高弾性、タイヤベッドには高靱性のカーボンを混在させ、筋肉と腱の機能を模したような「生体模倣ラミネート(バイオミメティック・ラミネート)」を採用。これによりリム重量300g未満を達成し、踏み出しから加速感をもたらしながら、ロードホイールに必要な強度、剛性も維持している。

外周のカーボンは強い衝撃を分散し、スポークベッドはより高弾性繊維で、20本のアルピナ・ハイパーライトスポークのテンションを安定させる。

202NSW リムとスポークの結合部

グラフィックは最軽量かつシャープな表現が可能なインプレスを継承。ハブは軽量なZR1 SLにGRWセラミックベアリングを組み合わせ、滑らかな回転と素早い駆動を実現している。

耐久性やメンテナンス性、体重制限を犠牲にすることなく、ホイールセット重量1100g未満を達成した。

インプレス ZR1 SL

超軽量領域のホイールは重量を追求するが、実走は山の麓から始まるわけではない。202NSWは、上りのスタート地点に到達するまでの区間でも、より速く、またはより少ないエネルギーで走れるよう設計された。

37年にわたるエアロ設計の知見を駆使してドラッグと横風の影響を低減し、リムハイト35mmながら高速巡行もこなせるオールラウンドな性能を与えられている。

202NSW

頂上に先着したなら、そのアドバンテージを守るにはダウンヒルでも速くあるべきだ。202NSWのリム形状はエアロ優位を発揮し、内幅23mm(フックレス)のタイヤベッドは、28mm以上のタイヤでコーナーリング時の安定性を高める。

なお、この202NSWも、他の全てのジップのホイールと同様にライフタイムワランティ(生涯保証)の対象となる。製造上の欠陥だけでなく、適正使用中の破損もカバー。大きな穴に気づかず落車してリムを割ってしまったというような場合も無償で修理、交換してくれる。

リムベッド 202NSW

202NSW
価格:35万3800円(フロント)、43万1200円(リヤ)
セット重量:1090g ※メニーズ実測では1080g(テープ・バルブ込み、リヤHG仕様)
リム素材:カーボン
ホイールサイズ:700C
タイヤシステム:チューブレスレディ
ブレーキ:ディスクブレーキ(センターロック)
リム高:35mm
リム内幅:23mm TSS(フックレス)
リム外幅:28mm
適合タイヤ:622×28〜32c
ハブ:ZR1 SL
スポーク:アルピナ・ハイパーライト 20H