メリダからスポーツなグラベルライドに特化した新型カーボングラベルレーサー、ミッションが登場

近年グラベル界隈で盛り上がりを見せているレーシングカテゴリーのグラベルバイクにメリダが新しく参入した。スペインのジローナで発表されたミッションという名前の、このグラベルレーサーは、速く長距離を走るスポーティなグラベルライドのために創り出されたバイクだ。

ミッション

従来アドベンチャー用のグラベルバイクとしてサイレックスをラインナップしてきたメリダだが、現行サイレックスはUCIグラベル世界選手権を制したバイクとはいえ、本来は荷物を積んだりロングツーリングを楽しむためのスポーティな走りを持ったバイクで、ヘッドチューブを持つリラックスしたジオメトリーのバイク。

今回登場したミッションは、グラベルレーサーとしてデビューしただけあって、全世界でカーボンフレームのみがラインナップされるバイクとしてデビューした。しかも全グレードで、メリダのレーシングバイク用のカーボンレイアップにあたるCF4カーボンが採用される。ロードバイクのようなシルエットのスポーティなジオメトリーが特徴で、同じメリダのエンデュランスロードバイク、スクルトゥーラ・エンデュランスに近いデザインを採用。スクルトゥーラ・エンデュランスと比べると若干長いヘッドチューブとトップチューブを持ち、BB下がりが大きくなっていることがジオメトリー面での特徴で、これによりオフロードでバイクの中心に自分が収まっている感覚の走りを実現したという。

公称最大で40Cタイヤの装着に対応する広いタイヤクリアランスを持ち、フォークの縦方向のフレックスは大きく設計されているので快適性と悪路走破性は上々。

フロントフォーク ミッション

アドベンチャーグラベルではないので、例えばフォークバッグやリヤキャリヤといった装備を装着するためのダボは用意されないが、グラベルレーサーが愛用するトップチューブバッグを装着するためのダボと、メリダのMTBに装備されているトップチューブ下のトレイル・マウントというアクセサリーマウントは用意されている。

トップチューブのダボ

グラベルレーサーで定番のダウンチューブ収納も採用してきたが、ミッションが他のバイクと違うのはこのダウンチューブ収納の開閉にマグネット式のフィッドロックを採用したことで、レバーひとつで簡単に開閉できること。内部にはチューブや小物を入れられるバッグが装備されている。

フレームはフロントダブルのチェーンリングに対応しており、フレーム単体で購入したときに様々なドライブトレインを選択することができる。ブレーキ台座にはメリダでお馴染みのブレーキキャリパーの放熱をサポートするディスククーラーが装備されている。

ダウンチューブ

国内市場には、シマノGRXを搭載したミッション4000(価格42万3500円)、GRX Di2を搭載したミッション7000(価格93万5000円)、そしてフラッグシップモデルとなるミッション10Kのフレームセット(価格33万円)が展開される。どのグレードも前述の通りCF4カーボンフレームが採用される。

ミッション