【ユーロバイク速報】パイロット・SEIRΣN 3Dプリントチタンフレーム

2023ユーロバイク_パイロットSEIRΣN

パイロット・SEIRΣN

ドイツ・フランクフルトで開催されたユーロバイクショー。会場内のブースから、注目の製品を紹介していく。

ここ数年、3Dプリンターの普及は自転車産業にも新しい風を吹き込んでいる。サドルや、フレームのリヤエンド、ラグなどを製造する技術として使われている。その3Dプリンターを使って、チタンフレームを作ったメーカーがこの「パイロット」だ。

3Dプリンターでフレームを製造するうえで、難しいのが、十分な強度を持たせつつ重量を抑えるところだ。展示されたプロトタイプは約1100g程度の重量に収まるという。カーボン製フレームのトップモデル並みとまではいかないが、この製造方法にしては軽い。フレームは一体成型ではなく、3ピースに分かれて製造され、最後に接着してフレームに仕上げている。フォークはカーボン製だ。

2023ユーロバイク_パイロットSEIRΣN

フレームを繋ぎ合わせている部分が見て取れる

フレームの内部はトラス構造になっているのかと思いきや、中空だという。1台のフレームを製造するのに約2日必要。剛性のコントロールはフレームの厚みを変化させることで対応している。ゆくゆくはサイズオーダーにも対応したいと思っているという。2024年の発売を目指して開発中ということだ。

2023ユーロバイク_パイロットSEIRΣN

シートチューブからトップチューブの形状は特徴的なデザイン

2023ユーロバイク_パイロットSEIRΣN

フロントディレーラー取り付け台座も、一体成型

2023ユーロバイク_パイロットSEIRΣN

かなり細身のチェーンステー