ワフーからスピードプレイ対応のペダル型パワーメーターが新登場

目次

ワフーからスピードプレイ対応のペダル型パワーメーターが新登場

ワフー・パワーリンクゼロ

アメリカのフィットネス機器ブランドwahoo(ワフー)から、スピードプレイに対応したペダル型パワーメーター「パワーリンクゼロ(POWERLINK ZERO)」が登場。発売は2022年5月頃の予定だ。なお、同時に新型のスマートトレーナー「キッカーローラー」も発表された(詳細はこちらの記事を参照)。

ワフー・パワーリンクゼロの特徴

ペダル型パワーメーターとは、ペダルそのものがパワーメーターになっているもので、ペダルを装着するだけですぐにパワーメーターの運用を始められるのが大きなメリットだ。また、付け替えることで複数のバイクで運用できるのも利点だ。

シマノとルックのペダルシステムに対応したペダル型パワーメーターは既にあるが、スピードプレイ対応はこれまでなかったので、スピードプレイユーザーには朗報だろう。

パワーリンクゼロを俯瞰した様子

パワーリンクゼロを俯瞰した様子

パワーリンクゼロのシャフトまわりの様子

パワーリンクゼロのシャフトまわりの様子。ペダルを回すと反応してランプが点灯する

パワーリンクゼロを真後ろから見た様子

パワーリンクゼロを真後ろから見た様子。スピードプレイのペダルの特徴でもあるが、ペダル型パワーメーターとしては驚くほど小ぶりな仕上がりだ

パワーリンクゼロを真横側から見た様子

パワーリンクゼロを真横側から見た様子

パワーリンクゼロの充電ケーブル

パワーリンクゼロの充電ケーブル

パワー計測精度は±1%で、計測精度は高いと言える。

通信はANT+とBluetoothに対応する。

バッテリー内蔵式で、充電は専用のケーブルを装着することによって行える。他のペダル型パワーメーターは電池交換式が多いので、この点も大きな特徴だ。なお、一回の充電で75時間の走行が可能だ。

ラインナップは、片側計測モデル(片側のみパワーメーターとなっている)と両側計測モデルの2種類。

重量は片側計測モデルで250g、両側計測モデルで276gと、ペダル型パワーメーターとしては軽量に仕上がっている。

ワフー・パワーリンクゼロ スペック一覧

●価格:7万9200円(片側計測モデル)、12万4300円(両側計測モデル)
●重量:250g(片側計測モデル)、276g(両側計測モデル)
●対応通信規格:ANT+、Bluetooth
●パワー計測精度:±1%
●Qファクター:55mm
●スタックハイト:13mm
●対応クリート:スピードプレイ(一部の旧モデルには対応していない)

動画で見たい人はこちら