新城は友人・エロセギと一緒に無事ゴール イツリア・バスク・カントリー2023 第5ステージ

スペイン・バスク地方で開催中の『イツリア・バスクカントリー2023(バスク一周)』第5ステージは、スタートして10kmも満たないうちに3級山岳、その後中盤にも3級山岳、終盤に激坂の2級、3級と越えてフィニッシュする164.5km。

序盤から有力チームのアタック合戦が続き2人の有力選手が抜け出すという展開で、新城幸也はそれを追いつつ、集団をコントロールする役目をリーダーチーム(総合1位のチーム)とともに、役目を担う。

無事に総合2位のバーレーン・ヴィクトリアスのエース、ミケル・ランダはタイム差なしの集団でフィニッシュし、新城はトップから17分47秒遅れの128位でフィニッシュしている。

イツリア・バスクカントリー2023 第5ステージ 新城幸也

リーダーチームとともに集団を牽引する新城 Photo:Miwa IIJIMA

イツリア・バスクカントリー2023 第5ステージ 新城幸也

親日家のスペイン人選手、新城の友人でもあるエロセギと一緒にフィニッシュした新城 Photo:Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:
「今日のステージはバスクらしい、ステージだった、最近のトレンドは最初の上りまで距離があっても、ジャブなアタック&位置取りで進んで、上りに入ると一気にペースアップ。ほとんど、上りスタートみたいな感じ。

2人逃げがどこで決まったのか、分からないけど、メイン集団に復帰してからは、ユンボ・ヴィスマと一緒に集団牽引に協力。我がチームもユンボも1人少ないので、総合上位同士の利害関係が一致みたいな感じかな。

今日は総合順位を落とさない事が最優先任務だった。終盤までペースで行くかと思いきや、100km付近でステージ狙いのチームがペースアップして、集団から遅れて、60km以上を残して離脱し単独になった。

50km以上、ユンボと3人で集団牽引してたので、集団残る力残っていなかった。それからは、後ろのグルペットにゴールするモチベーションがあるのか?分からないので、とにかくタイムアウトにならないようにゴールを目指した。

途中に友達のエロセギが合流して、3人でゴールを目指すことになった。ゴール前では踏み切りで足留めを喰らったり、トラブルもあったけど無事に制限時間内にゴールまでたどり着いた。

久々にタイムアウトとの競争した気がする(苦笑) ランダは無事に総合上位とゴールし、明日の最終ステージに全てをぶつけるしかないが、コースはキツいし、自分に出来る事があるのか!? とにかく、ランダのために、何かできると良いのだけど。」

 

☆Race公式サイト
Itzulia 2023 — Itzulia Basque Country