ビアンキがアルケア・サムシックと複数年のスポンサー契約を締結

目次

Bianchi(ビアンキ)はアルケア・サムシックと複数年のスポンサーシップ契約を締結し、ビアンキのレーシング部門“レパルトコルサ”がUCIワールドツアーに復帰することが決まった。

フランスに拠点を置くプロサイクリングチーム、アルケア・サムシックは、新しいオルトレ RCを筆頭に、ビアンキのレーシング部門であるレパルトコルサのテクノロジーとともに2023年のレースを戦う。このパートナーシップには、プロコンチネンタル女子チームとデベロップメントチームも含まれる予定。

ビアンキ×アルケア・サムシック

ビアンキCEO ファブリツィオ・スカルゾット氏のコメント:
「アルケア・サムシックは、難しいゴールを達成し、目覚ましい成長を遂げてきました。チームの組織としての強さとワールドワイドな展開力は、ビアンキにとっても大きな強みとなるでしょう。今後数年間、新たな目標の達成とワールドツアーでの活躍に貢献したいと考えています。」

また、アルケア・サムシックとのパートナーシップは、ビアンキにとって、フランスにおける存在感を高めるうえで戦略的に重要なものになる。チームとビアンキは協力してコミュニケーションやマーケティング施策を通じファンとの距離を縮めていく。

 

オルトレ RCがワールドツアーデビュー

ビアンキ×アルケア・サムシック

2023年シーズンは、エアロレーシングバイクの世界に革命を起こすべく誕生したハイパーバイクであるOLTRE RC(オルトレ RC)が世界最高峰のサイクリングレースの世界に登場する。

ビアンキがアルケア・サムシックに提供する機材として、ステージレースやクライミングに最適、軽量で反応性の高いオールラウンダーバイクであるSPECIALISSIMA、そしてタイムトライアルでは多くの結果を残してきたAQUILAが選手の味方となる。さらにZOLDER PROはワールドカップシクロクロスの舞台に戻ってくる。

 

キャプテンはワレン・バルギル、スプリンターはナセル・ブアニ、そして女子チームもサポート

ビアンキはアルケア・サムシックとともに成長する道を選んだ。
チームのキャプテンは、ツール・ド・フランスで2ステージを制した経験豊富なワレン・バルギル。スプリントフィニッシュにはナセル・ブアニを起用する予定。これからが楽しみな若手選手も多く控えている。

チームのゼネラルマネージャーであるエマニュエル・ユベール氏のコメント:
「アルケア・サムシックが、ビアンキとスポンサーシップを結んだことを嬉しく思います。これまでビアンキは多くのライダーとともに、このスポーツの歴史に金字塔を打ち立ててきました。私はかつて、そして今もですが、サイクリングの世界の至宝のひとつであるこのイタリアンブランドの自転車に乗り、プロとしてレースで戦うチャンスを手にしてきました。アルケア・サムシックとの提携により、ビアンキはUCIワールドツアーレースへ復帰することになります。また、チームのテクニカルスタッフやプロライダーと密接に協力することで、OLTRE RCなどの高性能製品をよりよいものにしていきたいと考えています。」

ビアンキは、アルケア・サムシックの一員として、才能豊かで将来を期待されるフランスのU23ロードチャンピオン、アマンディーヌ・フーケネを擁するデベロップメントチームと女子チームもサポートする予定。

 

【ビアンキのレース機材 (参考)】
– シマノ・デュラエース Di2ディスク&ロードホイールセット
– VISION TTホイールセット
– レパルトコルサ VISION/FSAコクピット(SPECIALISSIMA、AQUILA)
– コンチネンタル タイヤ
– セライタリア サドル
– エリート ボトル/ケージ
– ワフー コンピューター 

 

サイスポ・ニュース:チームアルケア・サムシックは2023年から2025年までのUCIワールドツアー・ライセンスを申請中