先月上旬、新型コロナウイルスに感染した新城幸也（バーレーン・ヴィクトリアス）の復帰レースが決定した。3月19日、文字通りミラノでスタートし、サンレモでフィニッシュするイタリア伝統のビッグレース、ミラノ～サンレモ2022に出場する。

ミラノ～サンレモ2022出場メンバー　Photo：Team BAHRAIN・VICTORIOUS

イタリアに春の訪れを告げる通称プリマベーラと言われる今季最初のモニュメント。コースは110年以上続く伝統的なルートで、終盤に連続する上り坂が勝負のカギとなる293kmの長丁場1dayレースとなる。

新城は感染により、出場予定だったレース2つのキャンセルを余儀なくされた。1週間ほど休んだのち、トレーニングを再開しコンディションを戻してきた。1カ月以上レースから離れていた新城の復帰レースとしては厳しい長丁場となるが、新城にとって5度目のミラノ～サンレモ出場となる。

新城幸也のコメント：
「昨年はパリ〜ニースを走った後にミラノ〜サンレモだったので調子よく走れたが、今年はしばらくレースから離脱してしまい、レースの間隔が空いたので、正直どれだけ走れるか全くわからないけど、自分にもできることはあるはずなので、チームのためにチプレッサの麓までしっかり仕事したいと思います。テレビの前で293kmをたっぷり楽しんでくださいね！」