ツール・ド・フランス2021の招待チーム発表

アモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)が、2月4日に今年のツール・ド・フランス(6月26日~7月18日)の招待チームを発表した。

ツール・ド・フランス2021の招待チーム発表

今年のツール・ド・フランスはブルターニュで開幕する

UCI規則に基づき、UCIワールドチーム19チームは自動的に招待され、2020年シーズン終了時のUCIワールドランキングで最上位のUCIプロチームになったベルギーのアルペシン・フェニックスも招待された。

本来であればこれで22チーム中20チームが確定し、主催者招待枠(ワイルドカード)は2チームしかなかったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)中である事を考慮し、国際自転車競技連合(UCI)の理事会がグランツールの参加選手数上限を176人から184人に増やす決定を下したため、主催者招待枠は3チームに増え、今年のグランツールには23チームが参加できる事になった。

ツール・ド・フランスの主催者招待を受けたのはフランスの3つのUCIプロチームで、B&Bホテルズ・KTM、チームアルケア・サムシック、トタル・ディレクトエネルジーだった。これでブルターニュが拠点のB&Bホテルズ・KTMとチームアルケア・サムシックは、両チームともブルターニュで開幕する今年のツールに参加できる事になった。

ツール・ド・フランス2021 招待チーム

●UCIワールドチーム
AG2R Citroën Team (フランス)
Astana – Premier Tech (カザフスタン)
Bahrain Victorious (バーレーン)
Bora – Hansgrohe (ドイツ)
Cofidis (フランス)
Deceuninck – Quick-Step (ベルギー)
EF Education – NIPPO (米国)
Groupama – FDJ (フランス)
Ineos Grenadiers (英国)
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux (ベルギー)
Israel Start-Up Nation (イスラエル)
Jumbo – Visma (オランダ)
Lotto Soudal (ベルギー)
Movistar Team (スペイン)
Team BikeExchange (オーストラリア)
Team DSM (ドイツ)
Team Qhubeka Assos (南アフリカ)
Trek – Segafredo (米国)
UAE Team Emirates (アラブ首長国連邦)

●UCIプロチーム
Alpecin – Fenix (ベルギー)
B&B Hotels P/B KTM (フランス)
Team Arkéa – Samsic (フランス)
Total Direct Energie (フランス)

ツール・ド・フランスの公式サイト