南米のブエルタ・ア・サンフアン2021が開催中止を発表

南米アルゼンチンで2021年1月24日から開催される予定だった第39回ブエルタ・ア・サンフアン(UCIプロシリーズ)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止が発表された。

ブエルタ・ア・サンフアン

昨年はエヴェネプールが総合優勝した(©Bettiniphoto)

今年のブエルタ・ア・サンフアンにはUCIワールドチーム4チーム、UCIプロチーム4チームを含めた25チームが参加を予定していた。UCIワールドチームはドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)、ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)、イスラエル・スタートアップネーション(イスラエル)、コフィディス(フランス)が参加予定で、英国のクリストファー・フルームはイスラエル・スタートアップネーションで走る最初のレースになる予定だった。

しかし、新型コロナウイルス感染症対策により、海外チームを招待する事が困難になり、国内チームだけのローカルレースで開催する案も出ていたが、主催者は1月11日に今年の開催そのものを断念し、中止を決定した。

南米ではすでに2月に開催を予定していたツール・コロンビア2.1(アメリカツアー2.1)が、昨年末に2021年大会の中止を発表している。

ブエルタ・ア・サンフアン公式サイト