ジロ・デ・イタリア2020 第6ステージはフランスチャンピオンのデマールが2勝目

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イタリアで開催中の第103回ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、10月8日にカストロビッラリからマテーラまでの188kmで第6ステージを競い、フランスチャンピオンのアルノー・デマール(グルパマ・FDJ)が集団ゴールスプリントで圧勝し、第4ステージに続いて今大会2勝目を上げた。

ジロ・デ・イタリア2020

フランスチャンピオンのデマールが大差を付けて2勝目を上げた

区間2位はオーストラリアのマイケル・マシューズ(チームサンウェブ)、3位はイタリアのファビオ・フェッリーネ(アスタナプロチーム)だった。マリア・ローザはポルトガルのジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が守った。

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マリア・ローザはアルメイダが守った

イタリア南部が舞台の第6ステージは168選手が出走。腰椎骨折の疑いがある痛みで精密検査が必要になったブレント・ブックウォルター(ミッチェルトン・スコット)がスタートしなかった。

オフィシャルスタートと同時にマッティーア・バイス(アンドローニジョカットリ・シデルメク)、フィリッポ・ザーナ(バルディアーニ・CSF・ファイザネ)、ジェームズ・ウィーラン(EFプロサイクリング)、マルコ・フラッポルティ(ヴィーニザブ・KTM)がアタックし、この日の逃げを形成した。42km地点で、4人は集団に8分半のタイム差を付けた。

62.1kmの第1中間スプリントはバイスが先頭で通過。集団はデマールが先頭で通過し、ポイント賞のポイントをわずかに稼いだ。ゴールまで残り30kmを切ったカテゴリー3の丘で、先頭の逃げからウィーランがアタックし、単独で頂上を通過したが、集団はすぐ後方に迫っていた。ウィーランは残り13.7kmで吸収され、集団は1つになった。

この日は残り2.7kmに最大傾斜10%の難所が設定され、最後はなだらかな上り坂になっていて、ピュアなスプリントでは勝機のないゴールレイアウトだった。集団の先頭はマッテーオ・ファッブロ(ボーラ・ハンスグローエ)が引き、残り1kmのフラム・ルージュを通過。集団の前方には区間優勝を狙うスプリンターと、総合成績を争う選手が入り混じっていた。

最後は早めにスパートしたフランスチャンピオンのデマールが、ライバルたちに大差を付けてフィニッシュラインを通過した。その差はSNSでゴール写真に『ソーシャル・ディスタンシング』というタイトルが付けられる程だった。今大会2勝目を上げたデマールはポイント賞でも首位に立ち、マリア・チクラミーノも獲得した。

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デマールはポイント賞のマリア・チクラミーノも獲得した

■今大会2勝目を上げたデマールのコメント
「今朝のチームミーティングまでは、今日のステージは自分に向いていると思っていたが、昨日の厳しいレースと、今日逃げた選手たちのタイム差のせいで、集団ゴールスプリントになるか自信がなかった。でも、実際にはスプリントになった。

ボクは短いが急峻な坂で地獄のように苦しんだけれど、ちょうど間に合って回復した。チームメートたちにできる限り隠れているように言った。残り200mの平坦に見えるアップヒルで、ボクはその瞬間に脚に力があり、そこが自分にとって完璧な瞬間だと気がついたのさ」

■第6ステージ結果[10月8日/カストロビッラリ~マテーラ/188km]
1. DEMARE Arnaud (GROUPAMA – FDJ / FRA) 4:54:38
2. MATTHEWS Michael (TEAM SUNWEB / AUS)
3. FELLINE Fabio (ASTANA PRO TEAM / ITA)
4. MOLANO Juan Sebastian (UAE TEAM EMIRATES / COL)
5. CIMOLAI Davide (ISRAEL START – UP NATION / ITA)
6. VENDRAME Andrea (AG2R LA MONDIALE / ITA)
7. HONORÉ Mikkel Frølich (DECEUNINCK – QUICK – STEP / DEN)
8. SAGAN Peter (BORA – HANSGROHE / SVK)
9. BATTAGLIN Enrico (BAHRAIN – MCLAREN / ITA)
10. NARVAEZ Jhonatan Manuel (INEOS GRENADIERS / ECU)
80. ARASHIRO Yukiya (BAHRAIN – MCLAREN / JPN) +1:32

■第6ステージまでの総合成績(マリア・ローザ)
1. ALMEIDA Joao (DECEUNINCK – QUICK – STEP / POR) 22:01:01
2. BILBAO Pello (BAHRAIN – MCLAREN / ESP) +43
3. KELDERMAN Wilco (TEAM SUNWEB / NED) +48
4. VANHOUCKE Harm (LOTTO SOUDAL / BEL) +59
5. NIBALI Vincenzo (TREK – SEGAFREDO / ITA) +1:01
6. POZZOVIVO Domenico (NTT PRO CYCLING / ITA) +1:05
7. FUGLSANG Jakob (ASTANA PRO TEAM / DEN) +1:19
8. KRUIJSWIJK Steven (TEAM JUMBO – VISMA / NED) +1:21
9. KONRAD Patrick (BORA – HANSGROHE / AUT) +1:26
10. MAJKA Rafal (BORA – HANSGROHE / POL) +1:32
103. ARASHIRO Yukiya (BAHRAIN – MCLAREN / JPN) +48:11

[各賞]
■ポイント賞(マリア・チクラミーノ):DEMARE Arnaud (GROUPAMA – FDJ / FRA)
■山岳賞(マリア・アッズーラ):GANNA Filippo (INEOS GRENADIERS / ITA)
■新人賞(マリア・ビアンカ):ALMEIDA João (DECEUNINCK – QUICK – STEP / POR)
(※第7ステージはVANHOUCKE Harm (LOTTO SOUDAL / BEL)が着用)
■チーム成績 : DECEUNINCK – QUICK – STEP (BEL)

ジロ・デ・イタリア2020

ジロ・デ・イタリア公式サイト