キンタナがトレーニング中に交通事故で負傷

母国コロンビアに滞在中のナイロ・キンタナ(チームアルケア・サムシック)が、7月3日の朝に弟のダイエルとトレーニング中、交通事故に遭った。

キンタナ

2月にツール・デザルプマリティム・エ・デュ・バールで総合優勝したキンタナ(©Bettiniphoto)

チーム発表によれば、キンタナ兄弟は随行車両を従えてトレーニングを行っていたが、後方から来た車両が随行車両を追い越した後、選手たちに接近し、キンタナは転倒して右膝と肘を負傷した。事故を引き起こした車両はそのまま逃走しようと試みたが、キンタナの随行車両が追いかけて停止させたという。

キンタナは主治医による精密検査を受け、幸い骨折は見つからなかったが、右膝に複数の外傷を負っていて、2週間の休養が必要だと診断された。しかし、チームはこの休養が8月29日に開幕するツール・ド・フランスの準備には影響しないと発表している。

キンタナは7月19日に、他のコロンビアのトップ選手たちと一緒にチャーター機でコロンビアからヨーロッパへ戻る予定で、8月7日に開幕するフランスのツール・ド・ラン(ヨーロッパツアー2.1)がシーズン再開後最初のレースになる。

チームアルケア・サムシック公式サイト