ベルトッリが新人賞キープ、新城は17位でフィニッシュ ツール・ド・熊野2026 第3ステージ

2026年5月9日(土)に行われたツール・ド・熊野2026 第3ステージは、獲得標高が2000mを超えるクイーンステージ。このレースの名物ともいえる2級山岳が設定されている丸山千枚田を4度通過する107.2 kmのコース。

距離は短いものの常に上りと下りが繰り返される難関ステージで、チームNIPPO・ヌオーヴァコマウト・オボールは総合が大きく動く可能性に賭け、新城幸也が積極的にレースを展開していった。

1回目の千枚田への上りに入るまで集団を先頭で牽引し、2回目の山岳賞は逃げていた2選手を追って、3位で山岳ポイントを通過、レース中盤、2選手の逃げを追う新城らの追走グループ。後続集団からの追走にチームメイトの新人賞ジャージを着用するサミュエル・ベルトッリ(イタリア)が含まれていることを確認した

新城は一度その集団を待ち、ジョイントに成功。逃げていた2選手も吸収され21人のメイン集団に新城とベルトッリが残り、ベルトッリが11位でフィニッシュし新人賞ジャージをキープ。新城は先頭から32秒遅れの17位でクイーンステージを終えた。鎌田晃輝のリタイアにより、チームは新城とベルトッリの2人で最終ステージに臨む。

新城幸也 ツール・ド・熊野2026 第3ステージ

集団の先頭で上りに入っていく新城 Photo:Satoru KATO

新城幸也 ツール・ド・熊野2026 第3ステージ

力を出し切り17位でフィニッシュした新城 Photo:Shunsuke FUKUMITSU

 

新城幸也のコメント:

出走人数57人でのスタート。どのチームも逃げには消極的で千枚田周回1周は集団で進むこんな牽制の日は、前々での展開するにが吉、か脚使うだけ、の両極端。新人賞リーダーのサミュエルは上りに強いと聞いているので、サポートは要らないだろうと、周回では前待ちで動いた。

それが功を奏した!3回目千枚田でメイト集団から総合優勝争うメンバーがペースアップし集団は崩壊、前待ちの成功だった。しかし、そこからサミュエルは動く事ができずに、自分と同じ追走集団でフィニッシュ目指す。

総合順位で我々は追いかけてもスプリントで勝つには難しい。既にボーナスタイムを取っているチームを置き去りにしなくていけなくて、難しい展開。他チームが疲弊する隙を狙わなくていけない。ハイペースで追走する集団から抜け出すのは簡単ではなかった。

結局、先頭集団に追い付くことができずに、サミュエルの集団フィニッシュで総合を上げることはできなかった。鎌田は腰痛が発生し、レースを続けることができなかったらしい、辛い時こそ最後まで走って欲しかったのだが、、、

1つ良かったのは、U23の選手は集団1人だけだったので、2位とのタイム差が広がっている。明日の最終ステージを乗り切ることができれば、新人賞ジャージを確保する事ができる。チームは僕とサミュエル2人だけになってしまったが、、、最終ステージは若者ジャージをキープすることと、ボーナスタイムを取って少しでも総合順位上げることを目標に頑張るだけだ。

 

チームNIPPO・ヌオーヴァコマウト・オボール参加選手

新城 幸也

鎌田 晃輝 第3ステージDNF

サミュエル・ベルトッリ(イタリア)

ジュゼッペ・シャッラ(イタリア)第2ステージDNF

ニッコロ・イアッキ(イタリア)第2ステージDNF

ツール・ド・熊野2026 第3ステージ リザルト

 

 

ツール・ド・熊野2026 大会日程

5月7日(木)第1ステージ 印南かえる橋周回 125.3km

5月8日(金)第2ステージ 古座川清流 126.7km

5月9日(土)第3ステージ 熊野山岳 107.7km

5月10日(日)第4ステージ 太地半島 104.3km

※5月6日(水)はプレイベント『和歌山城クリテリウム』開催

ツール・ド・熊野公式サイト