2025UCI トラック世界選手権大会 5日目（最終日)、日本代表は女子ケイリン、女子ポイントレース、男子マディソン、男子エリミネイションに参戦。

女子ケイリンの佐藤水菜が金メダルを獲得し、2年連続世界チャンピオンとなった。

女子ケイリン

1回戦結果（250m×6周）
2位（1組）佐藤水菜（日本）+0.164

2位（5組）仲澤春香（日本）+0.063

6位（6組）酒井亜樹（日本）+1.032

1回戦、各組上位2名が準々決勝に進出。佐藤、仲澤はともに2位で1回戦突破。酒井は敗者復活戦にまわる。

1回戦敗者復活戦（250m×6周）
7位（3組）酒井亜樹（日本）+1.519

敗者復活戦にまわった酒井は、ここでも最下位に沈みここで敗退となった。

準々決勝結果（250m×6周）
3位（2組）佐藤水菜（日本）+0.097

6位（3組）仲澤春香（日本）REL

各組上位4人が準決勝に進出。佐藤は3位を確保して準決勝へ。仲澤は降着となり、ここで敗退。

準決勝結果（250m×6周）
1位　FINUCANE Emma（イギリス）
2位　VECE Miriam（イタリア）+0.044
3位　佐藤水菜（日本）+0.274

準決勝、佐藤は3位を死守して決勝（1-6位決定戦）に進出。

1-6位決定戦結果（250m×6周）
1位　佐藤水菜（日本）
2位　FINUCANE Emma（イギリス）+0.049
3位　CUADRADO FLOREZ Stefany Lorena（コロンビア）+0.341

1-6位決定戦に臨んだ佐藤は、接戦を制して1位、2年連続で金メダル獲得となった。

男子マディソン

結果　50km(250m×200周)
1位　ベルギー　81ポイント
2位　イギリス　73ポイント
3位　デンマーク　71ポイント
12位　日本（窪木一茂、兒島直樹）5ポイント

日本の窪木、兒島は終始上位勢に対して劣勢を強いられ、12位でレースを終えた。

男子エリミネイション

予選結果
1位　VIVIANI Elia（イタリア）
2位　STEWART Campbell（ニュージーランド）
3位　HAVIK Yoeri（オランダ）
24位　橋本英也（日本）

24人が出走。橋本は早々にエリミネイトされ、24位でレースを終えた。

女子ポイントレース

結果　25km(250m×100周)
1位　ACEVEDO MENDOZA Yareli（メキシコ）63ポイント
2位　MORRIS Anna（イギリス）58ポイント
3位　BOTHA Bryony（ニュージーランド）56ポイント
8位　内野艶和（日本）50ポイント

上位勢が拮抗、多くの選手でポイントを分け合う展開。内野は50ポイントまで積み上げたが8位フィニッシュとなった。

2025UCIトラック世界選手権大会

開催場所：チリ・サンティアゴ

開催期間：2025年10月22日（水）〜26日（日）

派遣選手団

＜短距離 エリート選手＞
山﨑 賢人（チーム楽天Kドリームス/JPCU長崎）
小原 佑太（チーム楽天Kドリームス/JPCU青森）
長迫 吉拓（チームブリヂストンサイクリング）
太田 海也（チーム楽天Kドリームス/JPCU岡山）
中野 慎詞（チーム楽天Kドリームス/JPCU青森）
中石 湊（チーム楽天Kドリームス/JPCU北海道）
市田 龍生都（JPCU福井）

佐藤 水菜（チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川）
酒井 亜樹（チーム楽天Kドリームス/JPCU大阪）
仲澤 春香（チーム楽天Kドリームス/JPCU福井）

＜中距離 エリート選手＞
橋本 英也（KINAN Racing Team/JPCU岐阜）
窪木 一茂（Aisan Racing Team/JPCU福島）
山本 哲央（チームブリヂストンサイクリング）
兒島 直樹（チームブリヂストンサイクリング/日本競輪選手養成所）
河野 翔輝（チームブリヂストンサイクリング）

梶原 悠未（TEAM Yumi）
内野 艶和（チーム楽天Kドリームス/JPCU福岡）
垣田 真穂（チーム楽天Kドリームス/早稲田大学）
池田 瑞紀（チーム楽天Kドリームス/早稲田大学）

大会公式サイト:
https://www.ucichile2025.org/en/

2025UCIトラック世界選手権大会　放送予定
https://www.cyclesports.jp/news/race/147629/

JCF公式X（最新情報、選手のコメント）：
https://twitter.com/JCF_cycling