新城幸也は8位でフィニッシュ 2025全日本タイムトライアル
新城幸也(チーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)は6月29日(日)、栃木県栃木市・小山市・野木町、茨城県古河市、群馬県板倉町、埼玉県加須市の4県の県境にまたがる日本最大級の平地ダム、渡良瀬遊水地を舞台に開催された『全日本自転車選手権 個人タイムトライアル』に出場した。
渡良瀬遊水地に沿って走るアップダウンのない平坦路。1周7.3kmを6周する43.8kmのコース。初めて走るコースということもあり、しっかりと試走を行い万全の状態で当日を迎えたが、この日の気温は36度を超え、新城が一番懸念していた日本独特の暑さとの戦いとなった。
15時15分にスタートした新城は心拍が高い状態が続き、なかなかペースを上げることができず、オーバーヒートの状況に陥り、パフォーマンスを発揮することができずに走り終える結果となった。

2025全日本タイムトライアルを8位でフィニッシュした新城幸也 Photo:Hitoshi OMAE

慎重にコーナーを走る新城 Photo:Hitoshi OMAE
新城幸也のコメント:
「この暑さに対応しきれませんでした。それだけです。
全日本選手権ロードの時も、暑さに対して弱くなっていることを感じて懸念していたので、深体温を下げることを心掛けながら工夫していたのですが、走りだしから心拍が上がり過ぎで、レッドゾーンから下げることができず、思うとおりに踏むことができず、ただただ苦しかった。
みんな同じ条件の中で戦っているので、これも歳のせいかなといってしまえば簡単ですが、対応しきれなかったのは自分の責任であり、もっとこの暑さの中で走る時間を増やしたり、順応できる体づくりをするべきだった。など、改善点がたくさんあったと思います。
全日本ロードも含め、ここまで完璧な準備にご協力いただいた皆様、チームスタッフの皆さん、ありがとうございました。そして、たくさんの応援ありがとうございました。
次は13日!チームで優勝を目指しますので、引き続き応援してください!」
新城は、7月13日(日)東京で開催される『The Road Race Tokyo Tama(1-2)』に出場予定。