ヴェロリアン松山の阿部嵩之が「アンバウンド・グラベル」に参戦
パナレーサーがサポートする愛媛県松山市の自転車プロロードレースチーム“ヴェロリアン松山”に所属する阿部嵩之が、アメリカ・カンザス州で開催される世界最大級のグラベルレース「UNBOUND Gravel(アンバウンド・グラベル)2025」のエリートカテゴリーに参戦することが決定した。
UNBOUND Gravelは、毎年5月にアメリカ中西部の広大なフリントヒルズを舞台に開催される、距離200マイル(約 322km)にも及ぶ過酷なグラベルレースで、世界中からトップライダーが集うグラベル界の“ワールドカップ”とも言える大会。今回、阿部選手はチームの枠を越えた挑戦としてこのレースに臨む。ロードレースで培った持久力と技術を活かし、グラベルという新たなフィールドでどこまで戦えるか、その挑戦が注目される。
パナレーサーは長年に渡りこのレースに参戦する選手をサポート応援しており、今年はエリートクラスで世界中のトップライダーと競う阿部選手の移動やケア、エイドサポートなどを行う。 なおパナレーサーのグラベルタイヤ「グラベルキング」は、2014年の発売以来、グラベルタイヤのトップランナーとして、世界各国のグラベルライダーから支持されている。2024年春の全面リニューアルにより、その評価はさらに高まっている。
【パナレーサー(株)代表取締役社長 大和竜一氏のコメント】
弊社はここ数年 UNBOUND Gravelには社員を数名派遣し、現地のグラベルロードでの走行試験およびレースへの出場で、R&Dを実証してまいりました。今年度、阿部選手の挑戦をサポートさせていただけることは、弊社としても大変誇らしく感じており、全力でご支援させていただきます。このようなグラベルレーサーの挑戦をご支援しつつ、引き続き国内外グラベルライド文化の発展を進めていきたいと思っております。
【ヴェロリアン松山 阿部嵩之選手のコメント】
「UNBOUNDはずっと憧れていたレースであり、挑戦できることを本当に光栄に思います。距離もコースも日本とはまったく違う環境ですが、自分自身の限界を超えるような走りができるよう、しっかり準備して臨みます。応援よろしくお願いします!」

バイクは、FACTOR OSTRO Gravelを使用(株式会社トライスポーツからサポート)、タイヤは、Panaracer GRAVELKINGシリーズを使用。
【阿部嵩之 プロフィール】
1986年6月12日(現在38歳)
北海道神恵内村出身
177cm/70kg
ニックネーム:アベタカ
所属チーム:
2009〜2012年:シマノレーシング
2010〜2012年:Parkhotel Valkemburg(オランダ)
2013年:チームUKYO
2014〜2023年:宇都宮ブリッツェン
2024年以降:ヴェロリアン松山
近年の主なリザルト:
2014年
西日本チャレンジ優勝
JPT南紀白浜 TTT優勝
JPT湾岸クリテリウム優勝
JPT知多半島・美浜クリテリウム優勝
ジャパンカップ山岳賞
2020年
Jプロツアー第9戦西日本ロードクラシック広島大会 Day-2優勝
幼少期に「ツール・ド・北海道」を観戦し、自転車競技に興味を持つ。その後、陸上競技やクロスカントリースキーを経験し、大学進学後に自転車競技に本格的に取り組み始める。
2009年にはシマノレーシングでプロ入り。2010年から 2012年はオランダで欧州のアマチュアレース転戦、ステップアップを目指すも叶わず帰国する。2013年はチーム UKYOに所属し、思い入れのあるツール・ド・北海道で山岳賞を獲得。2014年から 2023年は宇都宮ブリッツェンに所属し、パナレーサーとの関係が始まる。幾度かの優勝や度重なる怪我も経験する。
2024年から現在はヴェロリアン松山に所属し、若い選手に経験を伝えるべく走り続ける。チームはパナレーサーのサポートを受け全国を転戦している。
今後の予定
阿部選手は 5月下旬に渡米し、現地での最終調整を経て、5月31日に開催されるUNBOUND Gravel 2025に出場する。レースの模様はPanaracer公式SNSやYouTubeなどで随時発信予定。
公式Facebook
https://www.facebook.com/panaracer.co.jp/
公式Instagram
https://www.instagram.com/panaracer_japan/
YouTube公式チャンネル
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