2022全日本BMXフリースタイルでICT活用、双方向コミュニケーション観戦を提供

2022.09.06
その他

全日本フリースタイルBMX連盟（JFBF）と西日本電信電話・岡山支店（NTT西日本)、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト（NTTスマートコネクト）は、昨年実施したマルチアングルVR映像のインターネットライブ配信に引き続き、JFBFが主管する「第６回全日本BMXフリースタイル選手権　BMXフリースタイル・パーク」において、競技参加選手とファン・遠隔地からの観戦者による双方向ライブ配信技術を用いたプラットフォーム（NTTスマートコネクト提供）」を提供し、ICTを活用した新たなスポーツ価値の創出に取り組む。

BMX　NTTスマートコネクト

新型コロナウイルス感染症拡大により、世の中のデジタル化が急速に進み、デジタルコミュニケーションやリモートでのイベント参加等が日常になってきているなか、BMXフリースタイルを統括するJFBFとNTT西日本グループは新たなスポーツ観戦の在り方や新たなスポーツの価値創造を模索し、未来のスポーツ振興・地域発展に貢献できるよう協力してきた。

2021年の同大会においては、NTTスマートコネクトの提供する360度VRマルチアングル配信サービス「REALIVE360」を用いて、BMXフリースタイルのダイナミックでアクロバティックな競技の魅力を疑似体験できる仕組みを提供。

2022年は、本スポーツのもうひとつの魅力である「競技を通じた選手やファンの絆」をICTで体感、絆をさらに深め紡ぐ事に挑戦するため、本プラットフォームにより、会場と遠隔地からの観戦者をつなぎ、選手とファンや遠隔地からの観戦者同士が双方向なコミュニケーションで応援し合うことで、双方向性やマルチアングルによる複数映像の同時配信を組み合わせた新たなスポーツ観戦スタイルの提供に挑戦する。

なお、本プラットフォームをスポーツ分野で活用するのは初の試みになる。

新たなスポーツ観戦のポイント

１）選手への想いを会場に届け、会場を盛り上げる（双方向コミュニケーション観戦）
会場だけでなく遠隔地からの観戦者は、本プラットフォームの「コメントやスタンプの機能」を用いて、選手への声援を映像や音に変え会場に届けることができます。それにより、本大会を楽しむ全てのファンが一体感を持って選手を応援でき、会場を盛り上げ、選手を勇気づけます。ファンの熱狂で包み込む新しい観戦体験をお届けします。

２）会場を感じる（マルチアングルスポーツ観戦）
本プラットフォームのマルチアングル配信機能を用いて、競技のメイン映像以外に、通常では経験できない「選手入場口」や「DJブース」等の舞台裏に加え、ファン目線として来場者が好きな視点で撮影した映像等、大会の様子を多視点で配信します。遠隔地からの観戦者は、本プラットフォームやJFBFオフィシャルサイトを通じて自分が見たい映像を自由に選択し楽しむことで、実際に会場にいるかのような臨場感を感じる事が出来ます。

３）ファン同士がつながる（仲間とのリモート観戦）
本プラットフォームを通じて観戦を楽しむファン同士が、離れた場所にいても一緒に応援しているかのような体験を提供します。本プラットフォームでは、特定のメンバー（最大3人）がグループトークをしながらリモート観戦をする機能を提供します。バーチャル上で仲間と顔を合わせ、会話しながら観戦する事で、ファン同士をつなげ・絆を深めます。