タイヤブランドのシュワルベなどを取り扱うピーアールインターナショナルの展示会が東京都内で行われた。2023年春に発売される予定の、そのシュワルベの新しいグラベルタイヤや、オルトリーブ、リクセン＆カウルのバイクパッキングアイテムなどを紹介しよう。

シュワルベ

シュワルベのグラベル用チューブレスレディタイヤ「ジーワン」シリーズのラインナップに新しく「RS」が加わる。6月にアメリカで開催されたグラベルレース「アンバウンド・グラベル2022」などでも使われたレースタイヤだ。「ジーワンR」をさらにスピード寄りにしたモデルで、センターがセミスリック、サイドがジグザグなヘリンボーンのようなトレッドパターンになっている。

シュワルベ・ジーワンRS

G-ONE RS
価格：1万3200円
サイズ（重量）：700×35C（410g）、700×40C（445g）、700×45C（505g）
カラー：トランスペアレント

主にサイズが追加されるシュワルベのMTB用タイヤ。5つのケーシングと4つのコンパウンドとの組み合わせによって様々な種類がある

コンパウンドの種類に応じた色の線がタイヤには塗られている。正しい回転方向がひと目で分かる効果もあり、これが進行方向の左側にあれば良い

MTBタイヤのラインナップ。「ハンスダンプ」「ノビーニック」「ウィキッドウィル」には耐久性が高いパフォーマンスラインもある

オルトリーブ

オルトリーブからはトップチューブバッグ、フロントバッグの新製品が登場する。「フューエルパック」は、開口部がマグネット式のコンパクトなトップチューブバッグだ。トップチューブにダボ穴があればボルトで、ない場合にも付属のストラップで取り付けることができる。

フューエルパックの開口部はマグネット式

フューエルパック
価格：1万2100円
容量：1L
サイズ：H12×W21×D6cm
重量：160g
耐荷重：1kg

ストラップのほか、トップチューブにダボ穴があればボルトでも取り付けられる

「ハンドルバーパックプラス」は、ロールクロージャー式だが、上部が開くので荷物の出し入れがしやすくドロップハンドルにも取り付けしやすいハンドルバッグだ。オルトリーブの従来のアタッチメントに加えて、QR（クイックリリース）にも対応する。

オルトリーブ・ハンドルバーパックプラス（サルサ/ダークチリ）

ハンドルバーパックプラス
価格：2万3200円
カラー：ブラック、サルサ/ダークチリ
容量：11L
サイズ：H22×W26/32×D18cm
重量：500g
耐荷重：5kg

上部から荷物の出し入れができる

この従来のアタッチメントのほか、新たに単体で発売される「ハンドルバー用マウンティングセットQR」（6600円）にも対応する

リクセン＆カウル

リクセン＆カウルからもバイクパッキング用アイテムが登場。同ブランドが得意とするアタッチメントシステムを用いた「バイクパック」シリーズの防水フロントバッグと大小の防水サドルバッグの3点だ。

「バイクパックウォータープルーフ」は、クリックフィックス機能により着脱をワンタッチで行える（アタッチメントは別売）

Bikepack Waterproof
価格：2万5200円
容量：6〜12L
サイズ：φ18×36cm
重量：670g
耐荷重：7kg

「バイクパックXコンパクトウォータープルーフ」（右）と「バイクパックXウォータープルーフ」

Bikepack X Compact Waterproof
価格：3万800円
容量：4.5〜6.5L
サイズ：W49×H18×D15cm
重量：400g
耐荷重：4kg

Bikepack X Waterproof
価格：3万5200円
容量：8〜10L
サイズ：W76×H18×D21cm
重量：750g
耐荷重：4kg

ロールクロージャーの締め上げ方で収納できる荷物の容量を変えられる

付属するコントアーサドルアダプターに装着し、ストラップをシートポストに巻き付けて固定する

内部の構造がしっかりとしており型崩れしにくい