ブライトンの最新GPSサイクルコンピューター「ライダー S500」発表

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台湾発のGPS機器メーカー・Bryton(ブライトン)は2022年1月28日(金)、GPSサイクリングコンピューターの新たなパフォーマンスライン、Rider“S”シリーズの新製品、「Rider S500(ライダー S500)」を発表した。

ブライトン・ライダー S500

ブライトン・ライダー S500

ホーム画面

ブライトン・ライダー S500

メーター画面 グラフィック表示

 

簡単な操作と豊富な機能を持ち合わせ、冒険心あふれるライダーをターゲットに設計された「Rider S500」は、鮮明な2.4インチカラータッチパネルや、4つのシンプルなボタン配列をはじめ、環境光センサーやUSB-Cポート採用など、洗練され高効率なハードウェアを搭載している。

また、ライブトラッキングやクライムチャレンジ機能、シームレスな記録機能をはじめ、進化したユーザーインターフェース、最大5つの衛星信号同時受信、処理能力の向上、カスタマイズ可能なクイックステータスメニュー、ルート案内やワークアウト機能の向上など、ファームウェアも進化した。

 

Rider “Sport” シリーズとは

UCIワールドツアーで戦うプロライダーとの協力により生まれたRider“S”シリーズは、ブライトンGPSサイクリングコンピューターのプレミアムライン。 “S”は”Sport(スポーツ)“を意味し、パフォーマンスにおいて妥協を許さない、この新しい製品群のコンセプトを表している。

「Rider S500」はプロライダーのために洗練されたコンパクトなデザインに、ブライトン製品が誇る優れた消費電力、耐久性、精度や汎用性、使いやすいインターフェイスを融合した。

ブライトン社のCEO、サミュエル・ワン氏のコメント:
「ブライトンの目標は単なる多機能なGPSサイクリングコンピューターを設計することだけではありません。真の目標は、お求めやすい価格ながら、独創的な新機能への道を切り開くことにあります。ブライトンはUCIワールドツアーチームのWanty Gobert Materiauxチームをはじめとする数々のチームからデータや製品評価を収集しており、これが製品開発を推し進める原動力となり、新製品Rider S500の多彩な機能にも生かされています。このフィードバックのおかげで、Rider S500は同クラスの他の製品と比べて高機能で独創性に富んだものとなるでしょう。」

Rider S500は2022年1月に世界同時公開され、国内では以下の価格で販売する。

■Rider S500 E(製品本体とマウント、脱落防止ストラップのセット)3万9380円

■Rider S500 T(上記Eセットに速度・ケイデンス・心拍の3センサーを同梱)4万9280円

さらに、ブライトンではRider“S”シリーズのもう一つのプレミアムGPSサイクルコンピューターの発表を2022年に予定している。

 

Rider S500の主な機能:よりスマートに|より速く|より強く

音声検索
Rider S500は言葉を理解する。
スマートフォンのBryton Activeアプリを経由してインターネットに接続すれば、100以上の言語に対応するGoogle音声検索で行き先を検索できる。タッチスクリーン上のキーボードで入力する必要がなくなり、ライドの途中でどこにいても、より早く直感的に住所やPOI(場所や施設)を見つけることができる。

ブライトン・ライダー S500

ナビ音声検索

 

 

進歩したルート案内機能
Rider S500はフル機能のナビゲーションを搭載。
ターンバイターン(方向指示)やルート案内をOSM(オープンストリートマップ)上に表示できる。 ナビに加えて、Rider S500はリルート機能や保存済みルートの復路の表示や、走ってきた道を引き返すルート案内を行うこともできる。
また、アプリと連携してルートを作成することや、外部のアカウントと同期してルートデータを取り込み、POIや山頂の情報を追加することができる。

ブライトン・ライダー S500

ナビ画面

 

 

ライブトラック
新機能ブライトン・ライブトラックを使って、現在位置を友達や家族に知らせることができる。
スマートフォンのBryton Activeアプリと同期してリンクを作成、メッセージアプリ等のアイコンをタップしてリンクをシェアするだけ。 ライブトラックのリンクがあれば、だれでもウェブ上でライダーの位置情報や走行速度、走行時間や距離、最終更新時間をリアルタイムで見ることができる。

ブライトン・ライダー S500

 

 

クライムチャレンジ
まだ上ったことのない山へ、クライムチャレンジ機能を使って上ろう。 ルート案内に従って走行すると、上り坂が近づくとRider S500は上り坂についての情報を表示する。 クライムチャレンジの画面では、複数の上り坂の情報をグラフィック表示でき、鮮明なカラーで区間勾配に応じて色分けし、距離、現在の標高、標高差などをわかりやすく表示する。

ブライトン・ライダー S500

クライムチャレンジ

ブライトン・ライダー S500

 

 

ワークアウト機能と表示が進化
ユーザーインターフェースの向上とともに、Rider S500は新たに回復トレーニング機能(ユーザー自身が内容を変更したり、一部をスキップしたりできる)とワークアウト・メモ機能(Bryton ActiveアプリまたはTraining Peaksからメモを記入し、ワークアウト中に表示できる)を採用し、トレーニングの質を高める。

ワークアウトの概要をデバイス上にグラフィック表示することもでき、内容を拡大してみることもできる。さらに、ワークアウト中に残りのプロセスがグラフィック表示され、2つのデータが選択可能な表示グリッドも追加されている。目標とするケイデンス、パワー、心拍も同様に表示される。目標パワーのページでは、目標に合わせたパワーゾーンの設定も可能で、充実したパワートレーニングが可能。

ブライトン・ライダー S500

ワークアウト

 

 

インドア・スマートトレーナーとの連携
新たに追加された機能と幅広いデバイス連携により、Rider S500はスマートトレーナー使用時もライダーを飽きさせない。
ANT+ FE-C方式でRider S500はスマートトレーナーと連動し、負荷の調整やパワーに応じたターゲットの設定、スマートワークアウトやルートデータに基づくバーチャルライドも可能。

ブライトン・ライダー S500

 

 

リヤビューレーダーに対応
ANT+方式のリヤビューレーダー(後方車両接近検知レーダー)に対応し、ライダーは後方150m以内に接近した車両を検知し、画面上で表示すると同時にアラートオンで知らせる。
メーター画面の各ページ右に状況を示すバーが表示され、接近車両があれば色が変化しアラート音が鳴る。(グリーン:後方接近車両なし、オレンジ:通常速度で接近する車両あり、レッド:高速で接近する車両あり)

ブライトン・ライダー S500

 

 

Eバイクに対応
シマノSTEPSやANT+ LEV搭載のEバイクをサポートし、Rider S500はサイクリングに未来をもたらす。
互換性のあるeバイクとペアリングすると、アシストモードやアシストレベル、シフトモード、バッテリー残量、航続距離やリヤのギヤポジションなどをデバイス上に表示できる。 

ブライトン・ライダー S500

 

 

環境光センサー
Rider S500は環境光センサーを搭載し、周囲の状況に応じてバックライトを自動的に調整する。屋内やトンネルの中、森の中などでバックライトが自動的に点灯し、いつでもどこでも最適な明るさを保つ。

ブライトン・ライダー S500

 

 

カスタマイズ可能なクイックステータスメニュー
すぐに見たい情報をタップするだけで表示! クイックステータスメニューは画面をタップするだけでメーターページからいつでも表示できる。 ラップ情報やセンサー情報、ライドデータなど最も気になるデータを選択してカスタマイズできる。

ブライトン・ライダー S500

 

 

アップデートされた機能
Rider S500は、新機能採用のほかにも、さまざまな品質の向上、USB Type-C互換性、5つの衛星同時接続、全体的なユーザーエクスペリエンスの向上とタッチパネル反応時間短縮のための処理能力の向上など、多くの改善とアップグレードが盛り込まれている。

また、プロライダーからのフィードバックを基に設計された新しいコンパクトなボディ、さらに、大容量24時間バッテリーを搭載し、バッテリー稼働時間に関して妥協はない。

ブライトン・ライダー S500

 

ブライトン・ライダー S500

交換式マウント