【サイエンスインスポーツ】2021 Tour de France ツール注目機材Pick Up

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  • photo Kei TSUJI/BettiniPhoto©︎2021

Presented by SCIENCE IN SPORT

ツール・ド・フランスは、人と人、人と自然、チームとチームのぶつかり合いだが、最新の高性能機材が鎬を削る場でもある。今年のツールに投入されたサイエンスインスポーツの補給食をピックアップして解説する。

 

BRAND INFO

スポーツ飲料、ジェル、サプリ、プロテインを開発・製造するイギリスナンバーワンの持久力栄養スポーツブランド。世界中の100以上のプロスポーツチームに製品提供をしている。

SiS

 

カラパスの粘りの走りを支えたエネルギー

SiS

Beta Fuel(サイエンスインスポーツの製品ページ)
ベータフュール シリーズ

パウダー
価格/5490円(15食)
Spec
容量/82g
フレーバー/オレンジ、ストロベリー&ライム、レッドベリー

SiS

エナジージェル
価格/1890円(6本)
Spec
容量/60ml
フレーバー/オレンジ、ストロベリー&ライム

SiS

ヌートロピックジェル
価格/1890円(6本)
Spec
容量/60ml
フレーバー/アップル、レモン&ライム

SiS

エナジーチューバー
価格/1890円(6本)
Spec
容量/60g
フレーバー/オレンジ、レモン

サイクリング、トライアスロン、サッカー、ラグビーなど、世界中のトップアスリート御用達のサイエンスインスポーツ(SiS)。ロードレース界では、イネオス・グレナディアズがこの補給食メーカーを選んでいる。過酷なツール期間中、チームのエネルギー源となったのがベータフュールシリーズである。世界有数のスポーツ科学機関であるリバプール・ジョン・ムーア大学とイネオス・グレナディアズの協力によって開発されたこの製品は、胃腸の負担を最小限に抑えながら効率の良い炭水化物の補給を可能とし、スプリント時のパワーを3%向上させる効果があるという。いくら強い選手でも、栄養補給が滞ればそれまでの努力が無に帰す。いわゆるバッドデイというやつだ。幾度ものアクシデントという逆風の中、山岳ステージで食らいつき総合3位を守り切ったリチャル・カラパスの走りは、良質な栄養補給あってこそのものだった。

SiS

リチャル・カラパスをエースとしてチームでの積極的な動きを連日見せたイネオス・グレナディアズ。そのエネルギー源となったのがSiSの補給食。山岳ステージで食らいついたカラパスは総合3位を守りきった

SiS

Goハイドロタブレット
価格/5490円(20粒入り×8本)
Spec
容量/1粒あたり4.2g
フレーバー/ストロベリー&ライム、パイナップル&マンゴー、ピンクグレープフルーツ、レモン、オレンジ、ベリー

塩分、クエン酸、カルシウムやマグネシウム、カリウムを含む電解質をたった9kcalで摂取できる熱中症予防にぴったりなタブレット。500mlの水に溶かせば、体に最も吸収されやすい塩分濃度となり、効率的な水分補給が可能となる。75mgカフェインも含有しており、集中力キープにも。

SiS

Goアイソトニックエナジージェル
価格/2890円(15本)、5490円(30本)
Spec
容量/60ml
フレーバー/アップル、オレンジ、カシス、チェリー、パイナップル風味、レモン&ライム、他全10種類

体液とほぼ同じ浸透圧で糖質を手軽に吸収できるGOアイソトニックエナジージェルは、運動前や運動中におすすめ。1本あたり87kcalで、22gの炭水化物が摂取できる。水なしで飲めるために膨満感も軽減される。