GTのエンデューロ向けMTB「フォースカーボン29フレーム」発売
最高の楽しさと品質を追求しMTBやBMXを製造する米国のバイクブランド「GT Bicycles」の日本での販売元を務めるライトウェイプロダクツジャパンは、2021年モデルのエンデューロ向けMTB「フォースカーボン29フレーム」を発売する。
GTが開発を続けてきたLTSサスペンションをさらにハイピボットデザインに変更し、ダウンヒルバイク「FURY」のアイドラープーリーを装備したエンデューロレースMTBが「フォースカーボン」。
チェーンを引っ張る位置を高い位置に持ってくるアイドラープーリーを装備することで、ハイピボットデザインのフルサスペンションのデメリットである、ペダリング時にサスペンションの動きが悪くなる、ストローク時にペダルが逆回転してしまう現象を最小化。GTが開発したLTSサスペンションのポテンシャルを最大限発揮できるようになった。リヤサスペンションを伸縮させるレバー比も新しく設計しなおし、ストローク全域において自然なストローク感を提供する。
フォースカーボン29(フレーム)
価格:36万800円
カラー:マットブラック
サイズ:S(380)、M(410)
主なスペック:カーボン 29”、ハイピボットLTSサスペンション、160mmトラベル、Tube in Tube ケーブルルーティング
リヤサスペンション:Fox Factory Float X2、230x65mm Trunnion、2Pos-Adj
※ 2021年10月頃より、ライトウェイ取扱店にて販売します。
【サスペンションデザイン特徴】
・ホイール軌道の最適化による衝撃吸収性向上
旧モデルと比較して、衝撃を後方に受け流すホイール軌道に最適化。連続する障害物でも減速を最小化して駆け抜けることができます。
例えばサスペンションが伸びきった状態から、90mmストロークした場合新型フォースでは10mm後方にホイールが移動して前方からの障害物を受け流すことができます。(旧モデルの場合は約2mm)
・ローギヤ時のアンチスクワット性能を向上
特に上りのシーンで大きなリヤギヤを選択している時のサスペンションの沈み込みを抑制。ロングストロークバイクとは思えない登坂力を発揮します。
逆にハイスピードで下っている時はよりペダリングしてもサスペンションの動きを最大限発揮できるようにアンチスクワット量をチューニングしています。
・限りなくスムーズなサスペンションレバー比
リヤサスペンションのストローク量を55mmから65mmに伸ばしたことで、ストローク全域でレバー比を下げて、サスペンションユニットをスムーズに動かし、性能を最大限発揮。
特にストローク初期動作において逆プログレッシブなレバー比にすることで、より自然なスプリングレートになっています。
【ジオメトリー詳細】
・ロングリーチ×ショートステムの設計により高速走行下での正確なハンドリング(Mサイズ前モデル445mm、新モデル455mm。+10mm)
78度のシートチューブアングルでヒルクライムのペダリング効率を向上。(前モデル76度)
・ヘッドアングルをさらに寝かせて高速走行時の安定性を向上。(前モデル65.5度、新モデル63.5度)
・スタンドオーバーハイトを小さくして悪路での足つき性を向上。(Mサイズ 前モデル750mm、新モデル730mm)
・リヤセンターを長くして、ハイスピード時の安定性を向上。(Mサイズ 前モデル434mm、新モデル445mm/435mm)*フリップチップで変更可能。
【フレーム機能】
・ラッカス・コントロール
エンデューロ走行において気になるチェーンのバタつきによる傷やノイズを抑えるために、フレーム各所にプロテクターを装備。
・リヤエンド・フリップチップ
リヤエンドにフリップチップを設けることで、リヤセンターをライダーの好みに合わせてチューニングが可能。
・TUBE IN TUBE
フルサスペンションに最適化した内装フレームルーティング「TUBE IN TUBE」方式を開発。ケーブルのトラブルを減少させつつ、メンテナンス性も大幅に向上。
・フレームストレージ
サスペンション上のフレームスペースにはお好みのバンドを使って、CO2ボンベやチューブなどを格納することもできます。
GT フォースカーボン29フレーム製品サイト
https://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/bikes/forcecarbon2022/