ポラール「Grit X」長時間のトレーニングをサポートするGPSアウトドアマルチスポーツウォッチ
心拍トレーニング製品のリーディングカンパニーであるポラール・エレクトロ・ジャパンは、長時間の効率的なトレーニングをサポートするGPS搭載アウトドアマルチスポーツウォッチ「Polar Grit X」(ポラール グリット エックス)を発表した。
長時間屋外でスポーツやトレーニングを行うユーザーに向けた機能を搭載した「Polar Grit X」は、ブラック、ホワイト、グリーンの3カラーをラインナップ。2020年6月4日よりオンラインストアを含む全国のポラール製品正規取扱店で販売を開始する。交換ベルトはシリコン製の標準カラーのほか、ウーブン製や革製も同時発売。
「Grit X」は登山やトレイルランニング、マウンテンバイクなどアウトドアで長時間スポーツを楽しむユーザに向けて開発された。重さは64gで、トレーニング時にGPSや心拍計測などの全機能を使った場合は最大40時間、心拍計測をオフ・GPSの記録間隔を変更できる省電力設定にした場合は最大100時間の連続使用が可能。
アウトドア利用で重視される堅牢性(耐衝撃、防水、防塵など)では、ミルスペック「MIL-STD-810G」に準拠している。
新機能の「FuelWise(TM)」は、一回に補給する炭水化物量とトレーニング時間、平均心拍ゾーンを設定することで、エネルギー補給回数が事前に分かり、適切な量の補給食を用意できる。
トレーニング中の心拍数の状況に応じて、適切なタイミングでエネルギー補給のアラート(アラーム音+振動)で通知。また、水分補給についてもトレーニング中に摂取が必要な総水分量が事前に分かり、設定した時間ごとにアラートで通知する。これにより、エネルギー不足による低血糖状態になるハンガーノックや脱水症状を起こす可能性を抑えることができる。
同じく新機能の「Hill Splitter(TM)」は、アップヒル(上り)、ダウンヒル(下り)という道の状況を、内蔵の気圧計で自動判別する。上り、下りのセクションごとにスピードや距離などを表示するため、「上り区間のみのスピード」などトレーニングに必要なデータを抽出して見ることができるようになる。
「ルートガイダンス」によるナビゲーション機能は、ドイツのkomoot社が提供するルート作成アプリ「komoot」(一部有料)と連携しており、komootで作成したルート情報(GPX、TCXファイル)をGrit Xと同期することで利用できる。
進路変更ごとに、「何メートル先を左折」など次の進路変更までの距離と曲がる方向を表示(ルートガイダンスが利用できる他の機種は非対応)。コンパス機能もあり、登山時に紙の地図などで再確認する際に利用できる。また、スマートフォンとの連動で、天気予報も表示できる。
製品名:Polar Grit X
希望小売価格:5万9800円(税抜)
カラー:ブラック、グリーン(ともにM/Lサイズ)、ホワイト(Sサイズ)
バッテリー:
24時間心拍計測使用で最大7日間
高精細記録によるトレーニング連続使用で最大40時間(GPS1秒、心拍計測オン)
省電力設定によるトレーニング連続使用で最大100時間(GPS2分毎、心拍計測オフ)
操作:カラータッチディスプレイ+5ボタン
重さ:64g(リストバンド含む)
サイズ:直径47mm×厚さ13mm
防水:100m防水(WR100)
発売日:2020年6月4日
セット内容:Polar Grit X、USBケーブル、スタートガイド
製品ページ
主な特徴:
■省電力設定によるウルトラロングバッテリー 最大100時間(心拍計測オフ+GPS2分毎記録)
■栄養、水分補給の量とタイミングを通知する「FuelWise(TM)栄養補給リマインダー」
■上り、下り毎のトレーニングデータを自動計測する「Hill Splitter(TM)」
■ルートナビゲーション機能「ルードガイダンス」(要komoot利用、Grit Xのみ対応)
■ミルスペック「MIL-STD-810G」に準拠した堅牢性
■3色10LED(グリーン・オレンジ・レッド)、4フォトダイオードに進化した心拍計測センサー「Precision Prime(TM)センサー」
■トレーニング後に消費したエネルギーのうち炭水化物、たんぱく質、脂肪の消費割合を表示
■スマートフォンと連動した2日後までの天気予報表示
■100m防水「WR100」