日本自転車普及協会 第3回自転車セミナー/地方活性化を担ったサイクルスポーツイベントとサイクルツーリズム

日本自転車普及協会は2019年11月21日(木)、令和元年度 第3回自転車セミナー「地方活性化を担ったサイクルスポーツイベントとサイクルツーリズムについて」を開催する。

講師は自転車文化センター勤務のサイクルアドバイザー・山口文知氏。

講師からの自己紹介:
「1990年初頭、マウンテンバイク大会の黎明期に中部山岳のスキー場を中心に、ゲレンデにコースを造り、参加者と共に手探りで開催しましたが、競技の経験や知識不足、ゲレンデの地形に変更を加えられない制約などから怪我人が続出しました。

日本初の本格ヒルクライムイベントであり、今年で34回もの開催をした乗鞍ハイランドフェスティバル(現マウンテンサイクリングin乗鞍)では初期から中期までの開催を担い、第1回の開催では参加者300人足らずでしたが、乗鞍高原のロケーションやヒルクライムブームが後押しし、瞬く間に4000人を超えるほどになりました。しかし、本来「ヒルクライムイベントでは怪我人は出ない」と言われていたにも関わらず、怪我人と共に死者が出てしまいました。

この痛ましい事態に対処し向き合うため、痛切に感じたのは、地元民をはじめとした大会関係者とのコミュニケーションであり、リスクマネジメントでした。私は当時それらを肌身で感じながら経験し、培ってきました。

今回、サイクルスポーツイベントに対する思いと共に、私の自転車の原点であるランドナー(小旅行車)での旅の経験と培ったコミュニケーションとリスクマネジメント通じてサイクルツーリズムについて語りたいと思います。」

 

日本自転車普及協会

 

令和元年度 第3回自転車セミナー
地方活性化を担ったサイクルスポーツイベントとサイクルツーリズムについて
◆日時:2019年 11月21日(木) 18時~21時(懇親会は19:40~)
◆会場:自転車総合ビル6階 601会議室
◆住所:東京都品川区上大崎3-3-1(※目黒駅下車)
◆参加費:セミナーのみ1000円/セミナー、懇親会2000円
◆定員:60人
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