ニュース

頂上ゴールのツール・ド・サンルイス第4ステージを地元のセプルベダが制して総合首位!

レース
 
南米のアルゼンチンで開催中の第10回ツール・ド・サンルイス(アメリカツアー2.1)は、1月21日にサンルイスから標高1710メートルのセロ・デル・アマゴ山頂(カテゴリー1)までの140kmで第4ステージを競い、昨年からフランスのフォルチュネオ・ビタルコンセプト(旧ブルターニュセシェ・アンビロンマン)で走っている地元アルゼンチンのエドゥアルド・セプルベダが独走で区間優勝した。


カテゴリー1のセロ・デル・アマゴの登坂で、最初に仕掛けたのはコロンビアのダイエル・キンタナ(モビスターチーム)だった。ゴールまで残り6kmで、同じコロンビアのハニエル・アセベド(チームジェーミス)が先頭のダイエル・キンタナに追いついたが、その直後にセプルベダが2人を追い抜き、そのまま独走で山頂のゴールに飛び込んだ。

セプルベダは区間1位で獲得した10秒のボーナスタイムの恩恵で、ダイエル・キンタナにたった3秒差で総合首位に立つこともできた。

セプルベダは昨年ツール・ド・フランスに初出場したが、総合19位で迎えた第14ステージで、他チームから機材供給を受けて失格になってしまっていた。「その過ちから学んだよ。(今日は)とても風が強かったが、的確なタイミングでアタックしたと思う」と、彼は振り返っている。
 
 
 
 
■第4ステージ結果[1月21日/サンルイス~セロ・デル・アマゴ/140km]

1 エドゥアルド・セプルベダ(フォルチュネオ・ビタルコンセプト/アルゼンチン)4時間00分35秒
2 ハニエル・アセベド(チームジェーミス/コロンビア)+54秒
3 ロマン・ビリャロボス(コスタリカナショナルチーム)+1分31秒
4 ダイエル・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+1分31秒
5 イリア・コシェフォイ(ランプレ・メリダ/ベラルーシ)+1分43秒
6 ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+2分10秒
7 ラファウ・マイカ(ティンコフ・サクソ/ポーランド)+2分10秒
8 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+2分10秒
9 ホナタン・ミラン(ストロングマン・カンパニョーロ/コロンビア)+2分12秒
10 アンダーソン・マルドナド(ウルグアイナショナルチーム)+2分14秒
137 山本元喜(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/日本)+21分02秒
■第4ステージまでの総合成績
1 エドゥアルド・セプルベダ(フォルチュネオ・ビタルコンセプト/アルゼンチン)12時間00分16秒
2 ダイエル・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+3秒
3 ロドリゴ・コントレラス(エティックス・クイックステップ/コロンビア)+38秒
4 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+42秒
5 ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+51秒
6 ダニエル・モレノ(モビスターチーム/スペイン)+56秒
7 ロマン・ビリャロボス(コスタリカナショナルチーム)+1分06秒
8 ハニエル・アセベド(チームジェーミス/コロンビア)+1分09秒
9 イリア・コシェフォイ(ランプレ・メリダ/ベラルーシ)+1分22秒
10 ラファウ・マイカ(ティンコフ・サクソ/ポーランド)+1分36秒
120 山本元喜(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/日本)+27分25秒
(http://toursanluis.com/)