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【現地速報】ブラバンツペイルでジルベールが2度目の優勝!

レース
北のクラシックシーズンもいよいよ後半戦に突入。フランダースクラシックのフィナーレを飾る第54回ブラバンツペイルが、4月16日にベルギーの首都ブリュッセル近郊で開催され、地元ベルギーのフィリップ・ジルベール(BMC)が集団ゴールスプリントを制し、2011年に続いて2度目の優勝を勝ち取った。

日本から参加していた新城幸也(ヨーロッパカー)はゴールスプリントを競って12位、別府史之(トレック)は22秒遅れの37位で、厳しいコースのレースで2選手ともに好調な走りを見せた。
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第54回ブラバンツペイルは、ルーバンの市庁舎前から23チームの172選手がスタート。昨年このレースで優勝したペーテル・サガン(キャノンデール)は参加しなかった。

オーブレイスがゴールとなる203kmのコースには、26ヶ所の上り坂が設定されていて、ゴールまで残り1kmを切ってから上るシュカーベイは短いが平均勾配は10%。しかし、最後の400メートルは平坦だった。

残り21kmの上り坂でメイン集団からジルベールが単独でアタックし、逃げていた6人のグループに追いついたが、タイム差は数十秒しかなく、残り10kmで後続に追いつかれてしまった。しかし、集団は50人ほどに減っていた。

最後のシュカーベイで新城がアタックを試みたが成功せず、残り300メートルのカーブから始まったスプリント合戦では後方に下がってしまった。最後はジルベールとマシューズの一騎打ちになり、写真判定の結果、ホイール半分の差でジルベールに軍配が上がった。

「マシューズがもっとも速い選手だったが、ボクはうまくやることができた。彼は下りで前の選手との差を詰めるのに力を使わなければならなかったし、彼が最後のコーナーで封じ込められたのも見ていた。けれどボクは待っていた。前と同じ間違いはしたくなかったからね。完璧だったよ」と、ジルベールはこの日のスプリントについて語った。
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■第54回ブラバンツペイル結果[4月16日/ヨーロッパツアー1.HC/203km]
1 フィリップ・ジルベール(BMC/ベルギー)4時間56分26秒
2 マイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)
3 トニ・ガロパン(ロット・ベリソル/フランス)
4 シモン・ゲシュケ(ジャイアント・シマノ/ドイツ)
5 ビヨルン・ルークマンス(ワンティ・グループゴベール/ベルギー)
6 ネイザン・ハース(ガーミン・シャープ/オーストラリア)
7 ダビデ・レベッリン(CCCポルサット/イタリア)
8 ジュリアン・ブルモート(オメガファルマ・クイックステップ/ベルギー)
9 セバスティアン・ライヒェンバッハ(IAMサイクリング/スイス)
10 アレクセイ・ツァテビッチ(カチューシャ/ロシア)
12 新城幸也(ヨーロッパカー/日本)
37 別府史之(トレック/日本)+22秒
(http://www.debrabantsepijl.be/)
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