キャノンデールからグラベルロードの新型「トップストーン」シリーズ発売

2022.04.05
トピックス

キャノンデールから、グラベルロードバイクの新型「Topstone Carbon（トップストーンカーボン）」と、フレーム設計をアップデートしたアルミ製の新型「Topstone（トップストーン）」が発売される。トップストーンカーボンでは、特徴の1つであるリヤサスペンションのキングピンがより軽くなり、また、「シナプスカーボン」で初めて登場したスマートセンス搭載モデルもあるなど、多くのライダーのニーズに応えるバイクにアップデートしている。

新しく改良されたキングピンを備えたトップストーンカーボンは、キャノンデールのグラベルロードのフラッグシップに位置する。レフティモデルにも700cを採用したほか、AiホイールではないスタンダードなホイールとBSAボトムブラケットを採用。手持ちのホイールセットやクランクセットにも容易に交換することができ、旅先で起こる急なトラブルにも安心して対応できる。また、前作より10〜30mm低くなったスタンドオーバーと、より低い位置に配置されたBBによって、乗りやすさと安定性が向上。前後ライト、リヤレーダー、ホイールセンサー、バッテリーを統合したスマートセンスも一部のモデルに標準装備されている。

トップストーンカーボン

新型トップストーンカーボンには、新しいキングピンサスペンションが搭載されている。前作のベアリングからブッシュシステムへ変更になり、メンテナンス頻度を減らすとともに100gの軽量化を実現。最大30mmのトラベル量で、路面からの衝撃吸収だけではなく、滑りやすい路面で地面に張り付くように働きトラクションを高める。

前後ライト、リヤレーダー、ホイールセンサー、バッテリーを統合したスマートセンスは、トップストーンカーボン1と3（一部除く）で利用できる。スマートセンスを搭載していないモデルには、チューブやコンパクトツールを取り付けられるストラップラックホルダーが付属する。

左右非対称ドロップドチェーンステーの採用により、不快なチェーンノイズを防ぐとともに、ホイールサイズ700cの場合、45mm幅までのタイヤが装着できる。スタンダードホイールでも十分なタイヤクリアランスの確保ができ、手持ちのホイールに簡単に交換可能だ。

レフティモデルに採用されているグラベル専用サスペンションフォークのレフティオリバーは、トラベル量30mmで、非常に高い剛性を保ち、ダートでも正確なハンドリングを提供する。700cホイール用のエアピストンを標準装備し、ライド環境に合わせて乗車しながらロックアウトでき、ライダーのパワーを逃がさない。また、ロック解除状態でもダンパーの入力初期が硬めに設定されているため、ペダリング時の上下動が抑制される。

トップストーンカーボンのラインナップ

キャノンデール・トップストーンカーボン1RLE

Topstone Carbon 1 RLE
価格：79万2000円
フレーム：カーボン
フォーク：カーボン
コンポーネント：スラム・フォースeタップAXS
タイヤ：WTB・リドラーTCSライト 700×44c チューブレスレディ
サイズ：XS、SM、MD
カラー：ブラックパール

キャノンデール・トップストーンカーボン1レフティ

Topstone Carbon 1 Lefty
価格：73万7000円
フレーム：カーボン
フォーク：レフティオリバーカーボン
コンポーネント：スラム・フォースeタップAXS
タイヤ：WTB・リドラーTCSライト 700×44c チューブレスレディ
サイズ：XS、SM、MD
カラー：ティンテッドラリーレッド