オーラム・マグマ コンタドールとバッソによる新たなバイクブランドが誕生

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オーラム・マグマ

ラテン語で「金」を意味する「AURUM」を冠した、新たなバイクブランドが誕生した。名前も派手だが、このブランドを立ち上げたメンバーがまた強烈だ。アルベルト・コンタドールとイヴァン・バッソである。ともに今は引退しているが、現役時代はグランツールで総合優勝しその名をロードレースの世界にとどろかせた。

現役時代はいくつもの強豪チームに所属し、各社のバイクを乗りこなしてきた二人が生み出したバイクとなれば、否が応でも期待は高まる。

すべてをバランスさせた最速レースバイク

「マグマ」と名付けられたバイクは、ディスクブレーキを搭載した軽量かつエアロなバイクである。マグマ開発のために二人は2年間テストライドや必要な性能の追求などを行ってきたという。

なぜ、軽さもエアロも手に入れたバイクを作ったのか。それは、1台のバイクでどこでも速く走れるなら、それがいちばんいいからというのが二人の考えだから。プロなら山では軽量ロード、平地ではエアロロードと使い分けられるが、一般のサイクリストはそうはいかない。そして、コンタドールはこう付け加えた。「プロ選手だって、複数のバイクを乗りこなすよりも1台でどこでも走れるならそのほうがいいのだ。上りのステージにだって、上りの入り口までに平坦があるし、上りの途中にだってある。
フィッティングの面から考えてもそう。軽量バイクとエアロロード、2台のバイクのポジションを完璧に合わせるのは難しい。それなら“これだ!”と思えるバイクが1台あればいい。」

オーラム・マグマ

フレーム重量805g

フレーム重量は54サイズで805gに仕上がっている。アルベルト・コンタドールのインスタグラムをフォローしているひとなら、彼がエベレスティングで使用していた、見慣れないバイクが気になったことだろう。その答えがオーラムだ。

オーラム・マグマ

オーラム・マグマ(グレイシャルブルー)。完成車はこのシマノ-エンヴィ仕様のほか、シマノ-ライトウェイト、スラム-ジップの全3種類

オーラム・マグマ

オーラム・マグマ(カーボンブラック)

フレームサイズは6種類展開される。そのジオメトリは、フレームサイズが違っても、同じハンドリング特性を持つように設計されている。そのためのヘッドアングル、2種類のフォークオフセットが用意され、サイズごとで最適化されたトレイル値が実現されている。剛性についても各サイズチューニングが施されており、ダウンチューブの太さもサイズごとに違う。レイアップも変更されているという。

使用可能なタイヤの太さは最大で30Cまでだが、25C~28Cで最適な性能が出せる。

必要十分な空気抵抗低減

オーラム・マグマ

マグマは軽さだけではなく、空気抵抗の低減も忘れていない。ダウンチューブは、近年のエアロロードでは定番ともいえるNACAプロファイルをもち、ワイヤ類もフレームに内蔵される。ヘッドチューブとフォークブレードについても空力を重視した形状だ。フレームの前側ほど空気抵抗と密接な関係にあるからだ。
ただ、ハンドルとステムは一体型の専用品ではなくクラシックなシステム。空力性能だけではなく、完璧なポジション出しを実現できることも重視した規格の選択だ。丸断面のシートポストを採用したのも同様の理由から。

オーラム・マグマ

オーラム・マグマ
オーラム・マグマ

リヤステーは、空力を重視すればシートステーの位置を下げるところだが、軽さとねじれ剛性を両立するために、トップチューブに接合し、リヤ三角を大きくしている。

オーラム・マグマ

オーラム・マグマのジオメトリ

販売方法は、基本的にオンラインストアからのみとなる。スペイン・バルセロナのベロドロームにはプレミアムショップをオープンする予定があるという。

MAGMA
フレーム価格:4099ユーロ
完成車価格:9799ユーロ〜

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