あなたの街のシマノサービスセンター~群馬・サイクルヨシダ高崎店
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シマノ製品のサービス拠点となる自転車ショップが「シマノサービスセンター(SSC)」だ。その、全国各地のSSCをシリーズとして紹介していこう。今回は群馬県高崎市にある「サイクルヨシダ高崎店」だ。
インターネット販売でも知られる歴史あるお店
サイクルヨシダ高崎店は、JR両毛線・高崎問屋町駅すぐ近くにある自転車専門店だ。運営しているのは吉田商会で、創業は1912年と100年以上の歴史を持つ。高崎店の他に東京都心にある西麻布店がある。
サイクルヨシダはインターネット販売でも全国的に知られている。自転車とその関連部品のインターネット販売が日本で広まり始めた黎明期からその事業に着手しており、現在ではサイクルヨシダのビジネスの主軸となっているという。
サイクルヨシダ高崎店は広い駐車場を備えたかなり大きな店舗だ。全ジャンルのスポーツ自転車を取り扱っているが、BMXとビーチクルーザーも取り扱い、店頭に在庫している点が珍しい。地元では一定のストリート系サイクリストがいるためだという。一般の自転車も取り扱っている。最近ではeバイクにかなり力を入れており、定期的に試乗会も開催する。
なお、最近はクロスバイク購入者が特に多いそうで、中でも高校生の需要が高いという。読者の皆さんも最近目にするようになったと思うが、今高校生の間で通勤・通学でクロスバイクに乗るのが流行しており、群馬県内では特にその傾向が強いそうだ。
サイクルヨシダ高崎店のここがポイント!〜なぜその不調が出たのか原因を必ず伝える
サイクルヨシダ高崎店の吉田直樹店長に、シマノサービスセンターへ加入した理由とお店として大切にしていることについて聞いた。
「スポーツ自転車において、シマノ製品は圧倒的なシェアを誇り、不可欠な存在です。それをより専門性を持って扱えるようにすることと、より多くのお客様にお店を利用してもらえるように、シマノサービスセンターへ加入しました。もともと当店ではどんなに忙しい時期でも他店購入の自転車の整備を断らずお受けしていたので、そうしたスタンスが合致していたことも理由の一つです」と吉田さん。
「当店として、そして私自身が大切にしているのは、お客様の自転車を修理するとき、なぜその不調や故障が出たのか、原因を必ずお伝えすることです。
なぜその不調や故障が出たのか? そこに至るプロセスが必ずあります。それを究明し、理由を伝えてあげることで、お客様がまた同じ不調や故障を出さないように気をつけてくれるようになるんです。そうしないで単に修理するだけでは、また同じ不調や故障が出てしまいがちです。
例えばパンク修理をするときでも、必ず理由をお伝えします。ガラス片が刺さってパンクしていたのだとしたら、そのガラス片を探して抜き取り、お客様に“これが原因でしたよ”とお見せします。すると、“あ、ガラス片を踏むとパンクすることがあるんだ”と、お客様は気づきが得られ、それ以降そうした異物を踏まないような走行を心がけるようになります」。
群馬県の主要都市の一つ、高崎市。お店はその中心部にある。ここに住むサイクリストは多いはず。ぜひこの地域に住むサイクリストは、サイクルヨシダ高崎店を訪れてみてほしい。
シマノサービスセンターとは?
シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見! シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。