クリテリウム・デュ・ドーフィネ2023 第4ステージの個人TTを制したビェアウが総合首位

  • photo A.S.O. /Billy Ceusters / ©SprintCycling

フランスで開催中の第75回クリテリウム・デュ・ドーフィネ(UCIワールドツアー)は、6月7日にクールからベルモン・ド・ラ・ロワールまでの31.1kmで、個人タイムトライアルの第4ステージを競い、デンマークのミゲル・ビェアウ(UAEチーム・エミレーツ)がプロ初優勝となるワールドツアー区間初優勝を果たした。
 

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■ビェアウが個人タイムトライアルを制し、プロ初優勝を果たした (photo : A.S.O. /Billy Ceusters)

 
区間2位は12秒差でデンマークのヨーナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)、3位は27秒差でフランスのレミ・カヴァニャ(スーダル・クイックステップ)だった。マイヨ・ジョーヌを着ていたフランスのクリストフ・ラポルト(ユンボ・ヴィスマ)は、1分50秒差の区間21位でゴールし、ビェアウが総合首位に立った。

現在24歳のビェアウは、アンダー23の時に世界選手権の個人タイムトライアルを3連覇したが、2020年にプロデビューした後は、勝ち星に恵まれていなかった。
 

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■個人タイムトライアルを制したビェアウは総合首位に立ち、マイヨ・ジョーヌを獲得した (photo : A.S.O. /Billy Ceusters)

 
■ドーフィネでプロ初優勝を果たしたビェアウのコメント
「プロ初優勝のために懸命に働いていた。遂に勝ててホッとしたよ。チャンスはとてもたくさんあったが、自分自身の期待に応えられなかったように感じていた。今朝もまだ自分自身を疑っていて、このコースはハードすぎると思ったが、皆がボクを安心させてくれた。最初の上りは厳しく走りたかったが、限界を超えてはいなかった。下りではあまり危険を冒さず、可能な限り上手くやった。昨日コーチにマイヨと区間を取りたいとメッセージを送っていた。失うものは何もなかったし、全力を尽くし、それが成し遂げられてとても嬉しい。バイクを全て黄色にしてくれとメカニックに頼むつもりさ」
 

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■ヴィンゲゴーは同郷のビェアウに12秒差で負けたが、総合2位になった (©SprintCycling)


■第4ステージ結果

[6月7日/クール~ベルモン・ド・ラ・ロワール/31.1km(個人TT)]
1. MIKKEL BJERG (UAE TEAM EMIRATES / DEN) 00h 37′ 28”
2. JONAS VINGEGAARD (JUMBO-VISMA / DEN) + 00′ 12”
3. RÉMI CAVAGNA (SOUDAL QUICK-STEP / FRA) + 00′ 27”
4. FRED WRIGHT (BAHRAIN VICTORIOUS / GBR) + 00′ 34”
5. BEN O’CONNOR (AG2R CITROEN TEAM / GBR) + 00′ 41”
6. FELIX GROSSSCHARTNER (UAE TEAM EMIRATES / AUT) + 00′ 44”
7. RUNE HERREGODTS (INTERMARCHÉ – CIRCUS – WANTY / BEL) + 00′ 54”
8. ADAM YATES (UAE TEAM EMIRATES / GBR) + 00′ 57”
9. NELSON OLIVEIRA (MOVISTAR TEAM / POR) + 01′ 02”
10. JONATHAN CASTROVIEJO NICOLAS (INEOS GRENADIERS / ESP) + 01′ 05”
14. JULIAN ALAPHILIPPE (SOUDAL QUICK-STEP / FRA) + 01′ 12’’
21. CHRISTOPHE LAPORTE (JUMBO-VISMA / FRA) + 01′ 50’’

■第4ステージ後の総合成績
1. MIKKEL BJERG (UAE TEAM EMIRATES / DEN) 12h 59′ 19”
2. JONAS VINGEGAARD (JUMBO-VISMA / DEN) + 00′ 12”
3. FRED WRIGHT (BAHRAIN VICTORIOUS / GBR) + 00′ 34”
4. BEN O’CONNOR (AG2R CITROEN TEAM / GBR) + 00′ 41”
5. FELIX GROSSSCHARTNER (UAE TEAM EMIRATES / AUT) + 00′ 44”
6. RUNE HERREGODTS (INTERMARCHÉ – CIRCUS – WANTY / BEL) + 00′ 50”
7. ADAM YATES (UAE TEAM EMIRATES / GBR) + 00′ 57”
8. JULIAN ALAPHILIPPE (SOUDAL QUICK-STEP / FRA) + 01′ 00’’
9. DANIEL FELIPE MARTINEZ POVEDA (INEOS GRENADIERS / ESP) + 01′ 07”
10. JAI HINDLEY (BORA – HANSGROHE / AUS) + 01′ 08”
 

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■ビェアウはバイクを全て黄色くしてくれとメカニックに頼むそうだ (photo : A.S.O. /Billy Ceusters)

 

クリテリウム・デュ・ドーフィネ 公式サイト

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