2022ツール・ド・フランス・プルデンシャル・シンガポール・クリテリウム初開催

  • photo A.S.O./ Pauline BALLET / Danial Hakim

ツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)を主催するフランスのアモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)が自ら手掛け、ツールの熱狂を疑似体験できる人気の興行クリテリウムが、10月30日にシンガポールで初開催された。
 

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■東南アジアで初開催となったツール・ド・フランス・プルデンシャル・シンガポール・クリテリウム (photo : A.S.O./Pauline BALLET)

 
ツール・ド・フランスで活躍した選手たちを招待し、ベルギーやオランダで盛んに開催されている『ポスト・ツール・クリテリウム』を、ツールの主催者であるASOが自ら手掛けるこのイベントは、2013年に日本のさいたま市で初開催され、2017年には中国の上海でも開催されるようになった。
 

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■市街地のサーキットはシンガボールのランドマークを巡る(photo : A.S.O./Pauline BALLET)

 
東南アジアで初開催となったシンガポール・クリテリウムには、今年のツールで総合初優勝したデンマークのヨーナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)を筆頭に、ツールで4回優勝した英国のクリストファー・フルーム(イスラエル・プルミエテック)、イタリアのヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ・カザクスタン チーム)、スペインのアレハンドロ・バルベルデ(モビスターチーム)、英国のマーク・カヴェンディッシュ(クイックステップ・アルファヴィニル チーム)といったビッグスターたちが顔を揃えた。
 

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■スタート前に談笑するヴィンゲゴーとカヴェンディッシュ (photo : A.S.O./Danial Hakim)

 
ヴィンゲゴーは今年のツール終了後、ベルギーやオランダで開催されたポスト・ツール・クリテリウムの招待は受けなかったため、今回がマイヨ・ジョーヌを着て初めて走る興行クリテリウムになった。

コースはザ・フロート@マリーナ・ベイがスタート&フィニッシュになり、グランドスタンドは無料の観覧エリアとして開放された。市街地に特設された3.2kmのサーキットは、マーライオンやエスプラネードといったシンガポールを代表するランドマークの前を通過した。
 

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■海上に浮かんだザ・フロート@マリーナ・ベイがスタート&フィニッシュ地点になり、観覧スタンドは無料開放された (photo : A.S.O./Pauline BALLET)

 
初開催のシンガポール・クリテリウムは、マイヨ・ジョーヌを着たヴィンゲゴーが、ザ・フロート@マリーナ・ベイ前のフィニッシュラインをトップで通過。2位はフルーム、3位はニバリだった。
 

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■マイヨ・ジョーヌを着たヴィンゲゴーがトップでゴールした (photo : A.S.O./Pauline BALLET)

 

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■シンガポール・クリテリウムの表彰台。左からフルーム、ヴィンゲゴー、ニバリ (photo : A.S.O./Pauline BALLET)


大会前日に行われたメディア・デー写真集

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(photo : A.S.O./Pauline BALLET)

 

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シンガポール・クリテリウム公式サイト

J:COM presents 2022 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム 11/6(日)開催