自転車競技トラック種目 2022新体制発表!新田祐大がジュニアのアドバイザーに就任

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  • photo 日本自転車競技連盟

日本自転車競技連盟(JCF)は今週末に迫った2022シーズン初戦に先立ち、トラック種目チームの新体制を発表した。

4月15日からベルギーにて新シーズンの初戦が始まり、トラックチームは下記の新体制にて新シーズンを迎える。

今回、新たに現役の競輪選手である新田祐大をジュニアの短距離アドバイザーに加え、パリ2024オリンピック、更にその先の成功を目指す。

 

新体制 強化スタッフ&コメント

<新体制一覧 強化スタッフ>
(トラック・テクニカルディレクター) ブノワ・ベトゥ
(短距離ヘッドコーチ)ジェイソン・ニブレット
(中距離ヘッドコーチ)クレイグ・グリフィン
(短距離コーチ)アンソニー・ペーデン
(ジュニアコーチ)佐藤一朗
(ジュニア 短距離アドバイザー)新田祐大

トラック種目のサポートを行うハイパフォーマンスセンター(HPCJC)のスタッフ情報
https://japanhpc.com/support-member/

新体制 強化指定選手一覧
https://jcf.or.jp/track/player/

 

 

 

JCF/MoreCADENCE.jp

<中野浩一 JCF強化委員長 コメント>
「パリオリンピックに向けて、次へと動き出さなければなりません。今までヘッドコーチであったブノワ・ベトゥがトラック競技のテクニカルディレクターに、アシスタントコーチだったジェイソン・ニブレットがヘッドコーチへ昇格しました。中距離は変わらずクレイグ・グリフィンコーチがヘッドコーチです。

選手の方は新田祐大と脇本雄太が競輪に専念し、若者たちへと世代交代が行われます。今年1月からは若い選手たちを強化指定選手にしています。 既存のスポンサー様には今後も継続をお願いしたいですし、新たにスポンサーとしてやっていただけるのであれば、是非ご協力をいただきたいと思います。

いよいよ今年のシーズンも始まります。選手たちも一生懸命トレーニングをして結果を残そうと頑張っていますので、皆さんも是非応援お願いします。目標はパリオリンピックでのメダル獲得です。」

 

 

 

JCF/MoreCADENCE.jp

<ブノワ・ベトゥ トラックテクニカルディレクター コメント>
「私の新しい肩書きはトラック競技のテクニカルディレクターとなります。新たな役割での仕事は、ナショナルチームのパフォーマンスに関するミッションが数多くあります。現場にいるコーチ達と毎日身近に協力し、コーチたちがトレーニングに集中できるように、私がコーチだった時に抱えていた課題から彼らを守るように心掛けています。UCI(国際自転車競技連合)との関係を強化し、協力し合っていくことも仕事の一部となっています。

チームがパリ五輪でメダルを獲得するために尽力することが最優先となりますが、パリ五輪が仕事の唯一の目標ではありません。日本における自転車競技の未来を構築することが目的でもあります。ナショナルチームの土台をさらに強くして、プロフェッショナルなチームを作り上げていきたいです。」

 

 

 

JCF/MoreCADENCE.jp

<ジェイソン・ニブレット 短距離コーチ コメント>
「役割が変わってもメダルを獲得するという目標は変わりません。東京オリンピックから選手は変わりますが、目標が変わることはありません。ブノワ・ベトゥと私で1から始めてこのレベルまで来ました。そして今は世界一になることを期待されています。その期待に応えられるように全力を尽くすのみです。 来たるべき日に、どんな状況になっても対応できるように準備をして、ベストパフォーマンスが発揮できるようにしたいです。 」

 

 

 

JCF 自転車競技トラック種目 2022新体制

ⓒJCF

<新田祐大 ジュニア短距離アドバイザー コメント>
「僕が同じ年代だった時よりもタイム、身体、力において優れている人が多いと感じています。東京オリンピックを経験した選手たち、東京オリンピックに関わってサポートしてくれたスタッフたちと連携をとりながら体制を作り上げていくことが、世界との距離感を縮めることになると思います。そういう意味での架け橋的な役割が出来たらなと思っています。

これからの自転車業界の発展のため、将来的にコーチとしてやっていくためにも、まずは第一歩としてジュニアの育成に関わらせていただきます。これからも、どうぞよろしくお願いします。 」

 

2022年シーズン 主要参戦予定大会

【4月】
15日〜17日 インターナショナル・トラックミーティング(ベルギー・ヘント)
21日〜24日 UCIトラックネーションズカップ第1戦(イギリス・グラスゴー)

【5月】
12日〜15日 UCIトラックネーションズカップ第2戦(カナダ・ミルトン)

【6月】
18日〜22日 アジア自転車競技選手権大会-トラック(エリート・ジュニア)

【7月】
7日〜10日 UCIトラックネーションズカップ第3戦(コロンビア・カリ)
28日〜30日 ジャパントラックカップ I/II

【8月】
26日〜29日 全日本選手権大会-トラック(伊豆ベロドローム)

【9月】
13日〜16日 第20回アジア大会-トラック(中国・杭州)

【10月】
12日〜16日 UCI世界選手権大会-トラック(フランス・パリ)