パリ～ニース2022 第６ステージはビュルゴドーが僅差で逃げ切り優勝
フランスで開催中の第80回パリ～ニース（ＵＣＩワールドツアー）は、3月11日にクールテゾンからオヴァーニュまでの214kmで第6ステージを競い、地元フランスのマテュー・ビュルゴドー（トタルエナジーズ）が僅差で逃げ切り、ＵＣＩワールドツアーでプロ初優勝を果たした。
■地元フランスのビュルゴドーが僅差で逃げ切った
区間2位はデンマークのマス・ピーダスン（トレック・セガフレード）、3位はベルギーのウァウト・ヴァンアールト（ユンボ・ヴィスマ）だった。総合リーダーのマイヨ・ジョーヌは、スロベニアのプリモシュ・ログリッチ（ユンボ・ヴィスマ）が守った。
第6ステージは6人が出走せず、115人でスタート。序盤の逃げはカテゴリー１のエスピグリエ峠を越えた直後の残り27.4kmで吸収された。ビュルゴドーはゴールまで残り9.2kmの上り坂でアタックし、僅かなタイム差で逃げ続けた。最後はゴールスプリントを開始した集団に吸収されるかと思われたが、彼は辛くも逃げ切り、両手を開いてフィニッシュラインを通過した。
■プロ初優勝で感涙するビュルゴドー
■23歳でサプライズなプロ初優勝を上げたビュルゴドーのコメント
「脚は素晴らしいと感じていて、このシーズンのスタートからそうだったが、自転車競技は身体的なものだけではない。自信が必要で、精神的に良い立場にいる必要があるものだ。おそらく失ったいくつかのチャンスで、ボクが逃したのはその小さな火花だった。今日は自分自身に全力で行って、振り返らず、楽しめと言い聞かせた。そしてそれは報われた。
このパリ〜ニースではどんどん調子が良いと感じて、一日中ムズムズしていた。最後の上りで飛び出したかった。何度もあと一歩という所までいっていて、今回は型にハマった。フィニッシュラインの直前で選手が捕まるレースはＴＶで何度も観た事があった。それは体験したくなかったよ」
■マイヨ・ジョーヌはログリッチが守った
■第6ステージ結果
［3月11日／クールテゾン～オヴァーニュ／214km］
1. MATHIEU BURGAUDEAU (TOTALENERGIES/ FRA) 05H 33′ 06”
2. MADS PEDERSEN (TREK – SEGAFREDO / DEN)
3. WOUT VAN AERT (JUMBO – VISMA / BEL)
4. BINIAM GIRMAY (INTERMARCHE – WANTY – GOBERT MATERIAUX /ERI)
5. BRYAN COQUARD (COFIDIS / FRA)
6. LUKA MEZGEC (TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO / SLO)
7. IVAN GARCIA CORTINA (MOVISTAR TEAM / ESP)
8. DORIAN GODON (AG2R CITROEN TEAM / FRA)
9. FLORIAN SENECHAL (QUICK-STEP ALPHA VINYL TEAM / FRA)
10. LUCA MOZZATO (B&B HOTELS – KTM / ITA)
■第6ステージまでの総合成績
1. PRIMOŽ ROGLIČ (JUMBO – VISMA / SLO) 22H 23’ 34’’
2. SIMON PHILIP YATES (TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO /GBR) + 00′ 39’’
3. PIERRE LATOUR (TOTALENERGIES / FRA) + 00′ 41’’
4. DANIEL FELIPE MARTINEZ (INEOS GRENADIERS / COL) + 00’ 56’’
5. ALEKSANDR VLASOV (BORA – HANSGROHE / RUS) + 00’ 59’’
6. ADAM YATES (INEOS GRENADIERS / GBR) + 01’ 11’’
7. SØREN KRAGH ANDERSEN (TEAM DSM / DEN) + 01’ 26’’
8. JACK HAIG (BAHRAIN VICTORIOUS / AUS) + 01′ 35”
9. NAIRO QUINTANA (TEAM ARKEA – SAMSIC / COL) + 01’ 45’’
10. ION IZAGUIRRE INSAUSTI (COFIDIS / ESP) +02′ 01”
