新城は落車したバルスをかばいながら63位でフィニッシュ ジロ2021 第17ステージ

2021年5月26日(水)のジロ・デ・イタリア 第17ステージは、序盤に3級山岳を越え、フィニッシュ手前に2回の1級山岳を越える193kmの長丁場山岳ステージ。

バーレーン・ヴィクトリアスはダミアーノ・カルーゾ(イタリア)を守りながらレースを進め、最後の山岳は彼の力でステージ6位でフィニッシュし総合2位をキープしたが、1級山岳の下りで落車に巻き込まれたラファエル・バルス(スペイン)が負傷し、明日のスタートが危ぶまれる状況となってしまった。

新城幸也は落車したバルスをかばいながら、一緒に63位でフィニッシュしている。

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

ケガを負ったラファエル・バルスをケアしながらフィニッシュした新城 photo:Miwa IIJIMA

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

雪の山岳を背にスタートしていく新城 photo:Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:
「休息日明けで、しっかりと体もリフレッシュできていた。余裕を持って今日のステージ終える事ができた。

スタートから常にハイペースだったが、自分は155kmの山までチームを安全に連れて行くのが今日の役目だったので、150kmからはグルペットで余裕を持って走れた。気温も上がってきたから、明日からも天気が良いこと願う。

ラファ(バルス)が下りで落車に巻き込まれて、先週の落車で痛めた肋骨をまた強打してしまった。レントゲンを撮ったら幸いにも完全な骨折は見つからなかったが、明日もスタートはするがどうなるかは走り出してみないとわからない状況で心配です。」

 

☆レース公式ページ↓レースのアプリもダウンロードできます。
https://www.giroditalia.it

☆J SPORTSで全21ステージ生中継/ライブ配信
https://www.jsports.co.jp/cycle/giro/

 

23チームが参加!ジロ・デ・イタリア2021開幕情報(スタートリスト)

チクリッシモ no.64 ワールド&プロチームガイド/選手名鑑号2021 発売中