ジロ・デ・イタリア2021第13ステージはニッツォーロが初優勝

イタリアで開催中の第104回ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)は、5月21日にラヴェンナからヴェローナまでの198kmで、平坦区間の第13ステージを競い、欧州チャンピオンでイタリアチャンピオンのジャコモ・ニッツォーロ(チームクベカ・アソス/32歳)が、集団ゴールスプリントを制し、グランツール初優勝となる区間初優勝を果たした。

ジロ・デ・イタリア

欧州チャンピオンのニッツォーロが遂にジロで区間優勝した(photo : LaPresse)

区間2位はイタリアのエドアルド・アッフィーニ(ユンボ・ヴィスマ)、3位はマリア・チクラミーノを着たスロバキアのペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)だった。マリア・ローザはコロンビアのエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアズ)が守った。
 

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マリア・ローザはベルナルが守った(photo : LaPresse)

 
山岳区間を控えた静かなステージ

第13ステージは164選手が出走。スタートしてすぐにシモン・ペロー(アンドローニジョカットリ・シデルメク)、ウンベルト・マレンゴ(バルディアーニ・CSF・ファイザネ)、サムエーレ・リーヴィ(エオロ・コメータ サイクリングチーム)がアタックし、この日の逃げになった。

翌日にゾンコラン頂上ゴールの過酷な山岳ステージを控えた第13ステージは静かで、大きな事故もなく、逃げは序盤に7分近くのタイム差を付けたが、集団ゴールスプリントを目指すチームがコントロールし、それ以上にはならなかった。3人はゴールまで残り7.3kmで吸収された。

集団が一つになると、先頭はチームクベカ・アソスが引き始め、ボーラ・ハンスグローエやUAEチーム・エミレーツも仕事を開始。残り1kmのフラム・ルージュを通過し、ヴェローナ旧市街のポルタ・ヌオーヴァを回った所で、先頭からアッフィーニがロングアタックを試みた。

しかし、ゴール手前で追いついたニッツォーロがそのままアッフィーニを抜き去り、念願の区間優勝を手中に収めた。彼はジロで区間2位に11回、区間3位に5回なり、未勝利で区間トップ3に最も入った選手という不名誉な記録保持者になっていたが、それも今日返上する事ができた。

■32歳でやっとジロ区間優勝を果たしたニッツォーロのコメント
「ついにジロで区間優勝を果たした! 今日はロングスプリントを始める事にした。ブロックされる可能性がある選手の後方で待ちすぎるのではなく、風に長くさらされるリスクを選んだ。その選択は報われたよ」
 

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欧州チャンピオンのニッツォーロが遂にジロで区間優勝した(photo : LaPresse)

 
■第13ステージ結果[5月21日/ラヴェンナ~ヴェローナ/198km]

1. NIZZOLO Giacomo (TEAM QHUBEKA ASSOS / ITA) 4:42:19
2. AFFINI Edoardo (JUMBO-VISMA / ITA)
3. SAGAN Peter (BORA – HANSGROHE / SVK)
4. CIMOLAI Davide (ISRAEL START-UP NATION / ITA)
5. GAVIRIA RENDON Fernando (UAE TEAM EMIRATES / COL)
6. OLDANI Stefano (LOTTO SOUDAL / ITA)
7. PASQUALON Andrea (INTERMARCHÉ – WANTY – GOBERT MATÉRIAUX / ITA)
8. KANTER Max (TEAM DSM / GER)
9. VIVIANI Elia (COFIDIS / ITA)
10. GROENEWEGEN Dylan (JUMBO-VISMA / NED)
49. ARASHIRO Yukiya (BAHRAIN VICTORIOUS / JPN)

■第13ステージまでの総合成績(マリア・ローザ)
1. BERNAL GOMEZ Egan Arley (INEOS GRENADIERS / COL) 53:11:42
2. VLASOV Aleksandr (ASTANA – PREMIER TECH / RUS) +45
3. CARUSO Damiano (BAHRAIN VICTORIOUS / ITA) +1:12
4. CARTHY Hugh John (EF EDUCATION – NIPPO / GBR) +1:17
5. YATES Simon Philip (TEAM BIKEEXCHANGE / GBR) +1:22
6. BUCHMANN Emanuel (BORA – HANSGROHE / GER) +1:50
7. EVENEPOEL Remco (DECEUNINCK – QUICK-STEP / BEL) +2:22
8. CICCONE Giulio (TREK – SEGAFREDO / ITA) +2:24
9. FOSS Tobias S. (JUMBO-VISMA / NOR) +2:49
10. MARTINEZ POVEDA Daniel Felipe (INEOS GRENADIERS / COL) +3:15
80. ARASHIRO Yukiya (BAHRAIN VICTORIOUS / JPN) +1:24:14

[各賞]
■ポイント賞(マリア・チクラミーノ):SAGAN Peter (BORA – HANSGROHE / SVK)
■山岳賞(マリア・アッズーラ):BOUCHARD Geoffrey (AG2R CITROEN TEAM / FRA)
■新人賞(マリア・ビアンカ):BERNAL GOMEZ Egan Arley (INEOS GRENADIERS / COL)
※第14ステージは VLASOV Aleksandr (ASTANA – PREMIER TECH / RUS)が着用
■チーム成績 : INEOS GRENADIERS (GBR)

 
第14ステージはゾンコラン頂上ゴール

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●第14ステージのコースプロフィール(MAP :RCS Sport)

5月22日はヴェネト州のチッタデッラをスタートし、標高1730mでカテゴリー1のゾンコラン山頂上にゴールする、205kmの第14ステージが行われる。ゾンコラン山は全長14.1kmで平均勾配は8.5%。ゴール前に最大傾斜27%の難所がある。天気予報では、土曜日のゾンコラン山は雨になっている。

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●ゾンコラン頂上ゴールのプロフィール(MAP :RCS Sport)

 

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(photo : LaPresse)

ジロ・デ・イタリア公式サイト

ジロ・デ・イタリア2021はJ SPORTSで全21ステージ生中継/ライブ配信
 
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