新城はカルーゾをゴールまでサポートして61位 ジロ2021 第10ステージ

2021年5月17日(月)のジロ・デ・イタリア 第10ステージは、4級山岳が1つの139kmというショートステージで、スプリンターにとっては数少ないチャンスということもあり、エーススプリンターを要するチームが攻撃に出るハイスピードなレースとなった。

積極的にスプリントに参加しないバーレーン・ヴィクトリアスは、アクシデントなどで総合上位選手のタイム差を失わないために、新城らが集団前方に位置取りしながらチームを引き上げる。

最後は100人ほどの集団スプリントに持ち込まれ、新城はトップと同タイムの集団の中、61位でレースを終えた。

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

ジロ第10ステージのスタートポディウムに上がる新城 photo:Miwa IIJIMA

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

スタート前、フランスのタイムトライアルチャンピオン、レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)と談笑する新城 photo:Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:
「今日は強風が吹いていて、どんなステージになるかわからなかった。チームはヤン(トラットニック/スロベニア)を逃げに乗せる(決まりそうなメンバーなら)、そしてダミアーノ(カルーゾ/イタリア)のタイムを失わないのがこのステージの目標。

始まってみれば、5人逃げに緩い展開になるかと思ったが、ボーラ・ハンスグローエがゴールまで60kmを残したところでスプリンターを苦しめるきつい展開に持っていき、全く平和な1日では無くなった。強烈なペースで上りも下りも走ったが、幸い自分は山岳をメイン集団で越えることができて、ダミアーノのサポートをゴールまですることができた。

ここまで上りは苦しんだが、平坦では脚の調子良さは確認できた。まだ1週目が終わっただけ。これからジロ本番が待ち構えている。明日はしっかりとパワーチャージして2週目に備えたいと思う。」

 

 

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