ランダがリタイア、新城らアシスト選手は制限時間内にフィニッシュ ジロ2021第５ステージ
2021年5月12日（水）のジロ・デ・イタリア第５ステージ 終盤でバーレーン・ヴィクトリアスの総合を狙う絶対的エース ミケル・ランダ(スペイン)が落車に巻き込まれ、左鎖骨と肋骨を数カ所骨折し、レースを去ることとなった。
新城幸也を含む４人のアシスト選手はコース上でランダが再び走り出すのを待ったが、起き上がることができずに、そのままリタイアとなってしまった。
ランダを待った４選手は全員制限時間内にフィニッシュ。新城は177位となっている。
ほぼ最後尾でフィニッシュに向かうバーレーン・ヴィクトリアスの選手たち photo：Miwa IIJIMA
前日のステージでのチーム１位でポディウムに上がるが笑顔はない。左からバルス、メーダー、モホリッチ、新城 photo：Miwa IIJIMA
新城はエースを失った心境を次のように語った。
「今日はいろいろ言いたい事も思うこともあるけど…..考えがまとまらない。ミケルのためにチームでこのジロにやって来たし、ミケル自身も調子良く走っていた。昨日のステージでは、チームの山岳での強さは誰が見てもジロの主役になったはずだのが、、、
皆でまとまって走れていたのに、ひとつうまく行かなかった。自分がもう少し違うところで位置取りしてたら、危ない選手の隣から守れたのか、とか後悔しかない。でも、これからもジロは続くし、チームは別の目標を立てて進んで行くしかない。ミケルの早い復帰を願うだけです。」
5月13日の第６ステージは中盤に2級、3級の山岳が連続し、フィニッシュは2級山岳の頂上ゴールとなる160kmの山岳レース。
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