東京五輪・自転車競技ロードの日本代表候補選手が決定

日本自転車競技連盟(JCF)が、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の自転車競技(ロード)の日本代表候補選手を発表した。男子は新城幸也(バーレーン・マクラーレン)と増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、女子は與那嶺恵理(アレ・BTCリュブリャナ、女子個人TTでも選出)と金子広美(イナーメ信濃山形)が選ばれた。東京五輪の自転車競技(ロード)は、男子が2021年7月24日(土)、女子が7月25日(日)、TTが7月28日(水)に開催される予定だ。

 

代表候補選手

男子ロードレース(参加枠:2人)
新城幸也(あらしろゆきや)
増田成幸(ますだなりゆき)
補欠選手:中根英登(なかねひでと)

女子ロードレース(参加枠:2人)
與那嶺恵理(よなみねえり)
金子広美(かねこひろみ)
補欠選手:樫木祥子(かしきしょうこ)

女子個人タイムトライアル(参加枠:1人)
與那嶺恵理

 

選手プロフィール

新城幸也

新城幸也

新城幸也

生年月日:1984年9月22日
出身校:沖縄県立八重山高校

主な成績:
2020年 ジロ・デ・イタリア 総合89位
2019年 ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合110位、全日本選手権ロードレース2 位
2018年 ロードアジア選手権(ロードレース)5位
2017年 ツール・ド・フランス 総合109位、ロードアジア選手権(ロードレース)7 位
2016年 リオデジャネイロオリンピック(ロードレース) 27 位、ロードアジア選手権(ロードレース) 2位
2015年 ロード世界選手権(ロードレース)17位
2013年 全日本選手権ロードレース優勝
2011年 ロードアジア選手権(ロードレース)優勝

選手コメント:
「自国開催のオリンピックを自分が現役選手のときに迎えられることは運命だと思っていました。世界中が大変な状況下で競技を続けられる自分の環境に感謝し、しっかり準備をして自分の最高のパフォーマンスを発揮するだけです。皆さんも楽しみにしていてください!」

 

増田成幸

増田成幸

増田成幸

生年月日:1983年10月23日
出生地:青森県
出身校:日本大学

主な成績:
2019年 ロードアジア選手権(個人ロードレース) 7位、全日本選手権ロードレース 8位、全日本選手権個人TT 優勝
2016年 ロードアジア選手権(個人TT) 4位、全日本選手権個人TT 3位
2015年 全日本選手権ロードレース 3位、全日本選手権個人TT 2位

選手コメント:
「東京オリンピックロードレースの日本代表候補への選出、大変光栄です。一方で、身が引き締まる思いです。日本代表の名に恥じないような走りができるように精進いたします」。

 

與那嶺恵理

與那嶺恵理

與那嶺恵理

生年月日:1991年4月25日
出生地:大阪府
出身校:筑波大学

主な成績:
2020年 世界選手権ロードレース 21位
2019年 ストラーデ・ビアンケ 13位、全日本選手権ロードレース 優勝、全日本選手権個人TT 優勝
2018年 アジア競技大会(ロードレース) 3位、アジア競技大会(個人TT) 2位、全日本選手権ロードレース 優勝、全日本選手権個人TT 優勝
2017年 全日本選手権ロードレース 優勝、全日本選手権個人TT 優勝
2016年 リオデジャネイロオリンピック(ロードレース) 17位、リオデジャネイロオリンピック(個人TT) 15位、アジア選手権(ロードレース) 4位、全日本選手権ロードレース 優勝、全日本選手権個人TT 優勝
2015年 全日本選手権ロードレース 2位、全日本選手権個人TT 優勝
2013年 全日本選手権ロードレース 優勝、全日本選手権個人TT 優勝

選手コメント:
「全てを力に変えて」。

 

金子広美

金子広美

金子広美

生年月日:1980年9月9日
出生地:宮城県
出身校:福島県立白河第二高等学校

主な成績:
2019年 全日本選手権ロードレース 2位、アジア選手権(ロードレース) 12位
2018年 全日本選手権ロードレース 2位
2017年 全日本選手権ロードレース 3位
2015年 全日本選手権ロードレース 3位
2013年 全日本選手権ロードレース 2位

選手コメント:
「私がここまで走れる環境を用意してくれた、すべての方々に感謝しています。今も世界は厳しい状況が続いていますが、与えられたチャンスに向けて、次につながるきっかけとなる走りができるように、しっかりとトレーニングを重ねていきます」。

 

選考基準

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