トレック・セガフレードがオランダのウェーニングと契約

米国のトレック・セガフレード(UCIワールドチーム)は6月5日に、オランダのピーテル・ウェーニングとの契約を発表した。現在39歳のウェーニングは、昨年まで所属していたロームポット・シャルルが活動を終了した後、今季は移籍先を見つけられずにいた。契約は今季終了までとなる。

ウィーニンフ

ウェーニングはラボバンクやオリカ・グリーンエッジに所属し、ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアで区間優勝した経験を持つ。トレック・セガフレードは、とりわけステージレースでの彼のサポートと専門知識の提供を期待している。

2月に落車の怪我でマッテーオ・モスケッティ(イタリア)が長期間レースに参加できなくなったため、トレック・セガフレードは即戦力となる経験豊富な選手が必要となり、ゼネラルマネージャーのルーカ・グエルチレナはウェーニングに連絡をした。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響で契約のプロセスは遅れたが、シーズン再開を前にチームは新メンバーを迎えることになった訳だ。

■ウェーニングのコメント「この機会は本当に嬉しいし、残りの数カ月、トレック・セガフレードを全面的に支援する為に150%を出す。レースが再開すれば、ボクはチームが素晴らしい成績を上げる事に貢献できる。ボクは自分がまだワールドツアーレベルで競争できると知っているし、モチベーションは非常に高い。新しいチームで、新しい仲間で、新しい雰囲気だ。でも、このチャレンジを楽しみにしているし、競技に戻るのが待ち遠しいよ」

トレック・セガフレード公式サイト