UCIが東京五輪延期と2020年シーズン再開に関する声明を発表

国際自転車競技連合(UCI)は3月24日に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関して、日本政府、組織委員会、IOC(国際オリンピック委員会)の三者間で(延期の)合意に至った事に満足していると表明した。

UCI

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の深刻な感染拡大が世界規模で続くなか、UCIは、オリンピックが2021年まで延期することは、アスリートだけでなく、全ての関係者の健康とスポーツ上の利益になると評価した。

その上でUCIは「オリンピックで歴史的なスポーツである自転車競技は、5つの分野(ロード、トラック、MTB、BMXレーシング、BMXフリースタイル)でメダルを競う3番目のオリンピック・スポーツであり、それは過去数週間に同様の方向で、健康を守り、国際的なレースカレンダーとオリンピック・パラリンピックにおける自転車競技の代表選考の双方に、スポーツ上の公平性を確保した重要な決定を行った」と、自らが1週間前に行った4月末までのレース中止措置をオリンピックの延期決定に重ね合わせた。

現在UCIは、IOCと密接に連絡を取り合い、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関して行われた決定に伴う代表選考手続きの調整を行っているという。

2020年シーズン再開に向けたレースカレンダーは再考中

UCIは現在、新型コロナウイルス関連で国際レースカレンダーの再考をスポーツ上の利害関係者と共に行っている最中であり、オリンピック延期の決定もその考慮の中に入れられることになった。オリンピックが開催される予定だった7月下旬から8月上旬の期間も、カレンダー再編成の枠に使えるようになった訳だ。

3月18日の発表で、UCIは2020年シーズンの再開を視野に入れ、とりわけグランツールとモニュメントクラシックの新たな日程を定めた新しいレースカレンダーを作ることを優先事項としている。

「(シーズンの)再開には厳重な対策を取る必要があり、それによって選手たちの健康とスポーツの公平性を尊重しながら、彼らの為にトレーニングと競技を徐々に復活させることができるようになる。UCIはパートナーと共に、自転車競技の利益のために一丸となって前進するだろう。これらの協議の結果は、間もなく発表するだろう」と、UCIは声明を締めくくっている。

UCI公式サイト