2025UCIトラック世界選手権大会 4日目、日本代表は男子スプリント、男子オムニアム、女子マディソン、女子個人パシュートに参戦。

男子オムニアムで窪木一茂が銀メダル獲得。日本勢では2023年に同種目（男子）で銅メダルを獲得したが、それを上回る結果となった。男子スプリントの太田海也は準々決勝で敗退。女子マディソンは大健闘の5位でレースを終えた。

男子オムニアム

男子オムニアム（スクラッチ）窪木一茂

結果
1位　TORRES BARCELO Albert（スペイン）133ポイント
2位　窪木一茂（日本）131ポイント
3位　de VYLDER Lindsay（ベルギー）131ポイント

3種目を終えて2位で迎えた最終のポイントレース。日本の窪木はポイントの上積みに苦戦しつつも、終盤にラップポイントを加算して劣勢を挽回。3位と同ポイントながら、最終の着順が上回った窪木が2位、銀メダル獲得となった。

男子スプリント

男子スプリント 太田海也

男子スプリント 中石 湊

予選結果
1位　RICHARDSON Matthew（イギリス）9.210
8位　太田海也（日本）+0.350
21位　中石 湊（日本）+0.576
31位　中野慎詞（日本）+0.736

33人が出走、28人が1回戦に進出する予選。太田、中石は予選を通過して1回戦進出。中野は予選で敗退した。

1回戦結果
1位　太田海也（日本）〇
2位　NULENS Lowie（ベルギー）+0.537

1位　HACKMANN Henric（ドイツ）〇
2位　中石 湊（日本）+0.116

太田は順当に先着して2回戦に進出。中石は1回戦敗退となった。

2回戦結果
1位　太田海也（日本）〇
2位　BARBER Daniel（オーストラリア）+0.026

2回戦、太田はオーストラリアを僅差で退け、準々決勝に進出した。

準々勝結果
1位　RICHARDSON Matthew（イギリス）〇／〇
2位　太田海也（日本）+0.556／+0.017

準々決勝、太田は2本先取を許してここで敗退。

女子マディソン

結果 30km(250m×120周)
1位　イギリス 30ポイント
2位　フランス 24ポイント
3位　イタリア 20ポイント
5位　日本（内野艶和、垣田真穂）8ポイント

日本の内野、垣田は上位勢と同一周回でレースを進めたが、ポイント獲得に絡む機会を多く作れずに5位でレースを終えた。

女子個人パシュート

予選結果（250m×16周 4km）
1位　MORRIS Anna（イギリス）4:24.194
20位　池田瑞紀（日本）4:49.709

25人が出走、上位4人が決勝に進出。日本の池田は予選敗退となった。

大会5日目（最終日）の参戦予定

女子ケイリン
女子ポイントレース
男子エリミネイション
男子マディソン

2025UCIトラック世界選手権大会

開催場所：チリ・サンティアゴ

開催期間：2025年10月22日（水）〜26日（日）

派遣選手団

＜短距離 エリート選手＞
山﨑 賢人（チーム楽天Kドリームス/JPCU長崎）
小原 佑太（チーム楽天Kドリームス/JPCU青森）
長迫 吉拓（チームブリヂストンサイクリング）
太田 海也（チーム楽天Kドリームス/JPCU岡山）
中野 慎詞（チーム楽天Kドリームス/JPCU青森）
中石 湊（チーム楽天Kドリームス/JPCU北海道）
市田 龍生都（JPCU福井）

佐藤 水菜（チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川）
酒井 亜樹（チーム楽天Kドリームス/JPCU大阪）
仲澤 春香（チーム楽天Kドリームス/JPCU福井）

＜中距離 エリート選手＞
橋本 英也（KINAN Racing Team/JPCU岐阜）
窪木 一茂（Aisan Racing Team/JPCU福島）
山本 哲央（チームブリヂストンサイクリング）
兒島 直樹（チームブリヂストンサイクリング/日本競輪選手養成所）
河野 翔輝（チームブリヂストンサイクリング）

梶原 悠未（TEAM Yumi）
内野 艶和（チーム楽天Kドリームス/JPCU福岡）
垣田 真穂（チーム楽天Kドリームス/早稲田大学）
池田 瑞紀（チーム楽天Kドリームス/早稲田大学）

大会公式サイト:
https://www.ucichile2025.org/en/

2025UCIトラック世界選手権大会　放送予定
https://www.cyclesports.jp/news/race/147629/

JCF公式X（最新情報、選手のコメント）：
https://twitter.com/JCF_cycling